« 2018年02月 | メイン | 2018年04月 »

2018年03月30日

平成30年度に向けて        第134号

s2018032801.jpg s2018032804.jpg

 平成29年度最終回の校長通信となりました。生徒たちの「私の挑戦」と同じく、校長に就任して校長通信を100号書こうと決意しました。過去の校長先生に比べると低い目標ですが、月・木に更新しようと決めました。学級担任をしていた時に「学級通信は決まった曜日に出す。不定期では読んでもらえない。」と何が何でも決まった曜日に出していました。
材料の精選が難しいのですが、生徒たちの様子や自分の考えなどを綴り、なんとか134号まで出すことができました。これもいろいろな活動に本校の生徒や先生方がチャレンジしてくれたおかげだと思います。他校の先生方や塾の方などからもご意見や励ましをいただき、ありがたく思っております。ただ推敲時間が少なく、だらだらと長い文章になったと反省しております。
 校長通信も多くの方との出会いだと思っておりますが、この1年に実際にお会いする方もたくさんでした。正確に数えてはおりませんが、事務の方に聞きますと800枚くらいの名刺をお渡ししたようです。企業の方や他校の先生に比べると少ないのかも知れませんが、私にはいろいろな方と出会い、いろいろなお話を聞かせていただき、大変勉強になりました。
 平成29年度は、教育活動にご協力を賜りありがとうございました。平成30年度もよろしくお願いいたします。

 平成29年度取り組みに対して「本年度の取り組みの反省をきっちりと行う」ことが重要だと思います。年度初めには、それぞれの分掌や学年などにおいて色々な計画を立てていたと思いますが、達成状況を見ると計画を大きく上回ったものやほぼ計画通りにできたものがある反面、計画通りにいかなかったものもあります。当初の計画が大幅に達成できていないものに対しては、その原因を究明しておかなければなりません。この作業をいい加減にしておくと、同じ失敗を繰り返すということになります。部長主任には振り返りをお願いし、ヒアリングを行いました。
 平成30年度の計画づくりにあたっては「担当責任者を明確にし、具体策を決め、期限を設ける」ということです。「誰が」「何を」「いつまでに」「どうする」ということを決めておかないと仕事の完成度は高まりません。現在、各分掌や各学年において役割分担を検討していますが、この中には新しい教職員も含まれています。一人ひとりの教職員のやるべき課題を明確にし、新年度のスタートである4月2日の学園合同職員会議では私から経営方針・目標、2日・6日の中高職員会議では、分掌部長、学年主任、教科主任より年度計画・目標を発表する予定です。
この校長通信でも順次掲載していきたいと思います。

2018年03月28日

平成29年度3月理事会の開催        第133号

 s2018032806.jpg s2018032802.jpg
3月28日(水)10時より、雲雀丘学園理事会が開催されました。本学園では、企業の経営者や地域の著名な方、学識経験者に理事・役員に就任いただき、定期的に理事会を開催し、学園に対するご意見やアドバイスをいただくと共に重要案件の報告や審議を行っています。
 最初に鳥井理事長からご挨拶があり、役員・評議員の選任、平成29年度の事業報告・決算見込みの報告、平成30年度事業計画・予算案の承認決議が行なわれました。次いで平成30年度における校種別基本方針・重点活動を中学高校、小学校、両幼稚園からそれぞれの教育計画の説明行いました。
 中高で作成した「親孝行の日」の冊子を配布させていただき、取り組みについて説明いたしました。しかし、2月生徒アンケート集計から親孝行と挨拶の数値が他に比べ低く、重点課題として取り組みたいと思います。私からは2017年から2022年までの中期目標①・②とその間の大学入試や教育改革の流れと2030年の学校のあるべき姿を創出することも説明いたしました。
学校経営力〔ビジョンと戦略〕については、スクールマネジメント、カリキュラムマネジメント、スタッフマネジメントの3つの視点から評価やデータに基づく質の向上を目指すことが重要だと思います。「育てたい生徒像」はもとより、「育て伸ばすために(育成方針)」の周知徹底にも尽力したいと思います。
 カリキュラムマネジメントとしての「生徒の育成」「進路の実現」、スクールマネジメンとしての「生徒の確保」「学校の運営」、スタッフマネジメントとしての「教職員の育成」について、今年度のアンケートや数値データから目標と改善計画を説明しました。また、64期生高校コース名変更、67期生新コース制についても説明させていただき、ご意見を伺いました。
平成31年度入学生・入試については、新年度の学校説明会などで発表させていただきます。
 理事の方からは、学園全体がグローバル化を意識し、「やってみなはれ」精神で新しい取り組みを行っている。特に、人間力をベースに行っている点も評価している。英語力は当然だと思うが、国語力の欠如にならないようにしてほしいとのご意見をいただきました。また、留学や海外大学への進学についても期待をあげられました。そのほか、中高への多くの励ましの言葉をいただきました。
 本学園を取り巻く少子化の進展や教育改革の流れをしっかりとつかみ、「すべての校種が危機感を共有して新たな施策を打ち出し取り組む必要がある」と思っています。

2018年03月26日

年度末になり          第132号

s%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%98%EF%BC%90%EF%BC%93%EF%BC%90%EF%BC%99%E5%9C%B0%E7%90%86%E4%BA%94%E8%BC%AA.jpg s20180324%E5%90%B9%E5%A5%8F%E6%A5%BD%E9%83%A8.jpg
①地理オリンピック               ②吹奏楽部パンフ
s20180326_095432989.jpg s2018032601.jpg
③エンパワメントプログラム             ④大阪府立大学羽曳野キャンパス
sIMG_20180326_094129.jpg
⑤週刊ダイヤモンド

年度末になり、次年度に向けても準備がすすんでおります。設備関係の修理や点検、校庭の芝生整備など専門の方に来ていただいたり、各学年や分掌も時間割など作業が続いております。
校長室でも会議や年度末の決済、報告などの合間に、訪問者や学外での次年度に向けての打ち合わせなども行っております。
上の写真を説明しますと、①高2の生徒が科学地理オリンピック日本選手権に挑戦した報告に来てくれました。 惜しくも第1次選抜で敗れましたが、その心意気を讃えました。次はセンター試験に向けて頑張って下さい。今年度、クラブ大会や受験などの公欠者は校長室に事前または事後に報告に来てもらいようにお願いしました。校長室に入るのは勇気のいることですが、約130名の生徒が来てくれました。形は私が励ましているのですが、実はそのたびごとに元気をいただきました。訪問ノートの生徒サインを見返しますと多くの勇気をもらうことができます。
②3月24日に吹奏楽部第10回定期演奏会に行かせていただきました。10年の伝統を感じることができました。第1回の定期演奏会に出演した52期生の卒業生も喜んでいました。③高1エンパワメントプログラムです。詳細は高1学年通信をご覧下さい。4年前に本校で実施しようと計画・努力しましたが実現できませんでした。今年度実施することができ感無量です。
④大阪府立大学羽曳野キャンパスを訪問しました。看護学科長と入試担当の先生にご挨拶と高大連携のお願いに上がりました。今年度は本校生が後期試験で1名合格しました。桜並木と池のほとりを抜けると立派な建物がそびえ、すばらしい設備です。次年度はワンデイカレッジや授業体験などでご協力いただける予定です。⑤週刊ダイヤモンドです。詳しくは入試のブログをご覧下さい。先日、校長室で取材を受けました。全国的な雑誌に取り上げていただくことは大変光栄になことで、関東の卒業生の方からも激励や連絡をいただくこともあります。この3月だけで3件の取材がありました。
今年度をしっかり振り返り、次年度に向けて充実した教育内容を前進させていきたいと思います。

2018年03月23日

平成29年度 修了式・離任式         第131号

sP1010654.jpg sP1010664.jpg
3月23日修了式・離任式を行いました。
まず、生徒集会で生徒会・各委員会よりクラス表彰「精勤賞」(学級委員)「ピカピカ賞」(美化委員)「バッチグー賞」(風紀委員)「レッツ読賞」(図書委員)が行われました。生徒会長の挨拶、生徒指導部長からの生活面での1年間の総括のお話しがありました。
そのあとの修了式では、理事長表彰として県大会3位以上のクラブに岡村学園長より賞状と記念品が手渡されました。
受賞したクラブ、個人は以下の通りです。
囲碁将棋部、華道部、ギターマンドリン部、中学女子テニス部、高校水泳部、放送部、書道部、写真部
私より、トリプルクラウン(漢検・英検・数検2級合格)12名に盾と記念品を贈呈しました。今年度の表彰は24名となりました。
式辞では、感謝の気持ちを持って大掃除に取り組み、新入生、新しい先生を迎えることをお話ししました。「今年度頑張ったこと」を伝え、受け取るペアのワークショップを行いました。最後は、今年一年ありがとうの感謝と期待の握手で終了しました。心理学での自尊感情、教育学での自己肯定感を育てること、この心が呼名の時の返事の大きさにも関係していること、をお伝えしました。
皆さんひとり一人を握手ができないので拍手で式辞を終了しました。

sP1010670.jpg sP1010686.jpg
そのあと、今年度末で本校を去られる先生方の離任式を行いました。先生方よりご挨拶をいただきました。以下、式辞の要約です。
皆さんが生まれる前から、この学園で勤務されていた先生、皆さんのお父さんやお母さんを教えた先生もおられます。現在、この雲雀丘学園があるのは、今回退職される先生方をはじめ、多くの先輩の皆さんのお蔭なのです。学園には創立の精神「親孝行」と素晴らしい伝統があります。これからも、この創立の精神と伝統を引き継いでいくことが大切です。そして、この伝統を引き継いでいくのは、後に残された皆さん一人ひとりであり、先生です。
ご退職の先生方の今後益々のご健勝とご多幸を心よりお祈りしたいと思います。本当に長い間ありがとうございました。


2018年03月22日

公立高校入試が終わり        第130号

s20180322%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A902.jpg s20180322%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A901.jpg
第一志望校に合格できなかったあなたへのメッセージです。
これからの人生においては、今回の高校入試だけではなく、大学、就職、その他の資格などさまざまな入試や選抜試験が行われることになります。そして、どのような試験においても合格者がいる一方で、不合格者が出ることは避けられません。そのため、学校の選択にあたっては、必ずしも全員が希望通りになるとは限らず、第一志望とは異なる学校やコースに進むというケースも出てきます。
初めての入試で大きなショックを受けていることでしょう。今まで遊びたい気持ちを抑え、一生懸命受験勉強を頑張ってきたあなたは、今はどうしようもなく悔しい気持ちでいっぱいだと思います。自分のことよりも期待してくれていた家族やまわりの人のことを気にしているかもしれません。今は難しいかもしれませんが、気持ちが落ち着いたら思い出してほしいのは「高校受験が最終の目的ではない」「あなたが選んだ学校に自信を持って入学して下さい」ということです。
今のあなたのような気持ちを抱えて本校に入学してきた人もたくさん見てきました。そして、この雲雀丘学園高校で充実した高校生活を過ごし、進路実現を果たしてきた人もたくさん見てきました。頭ではわかっていても、すぐに、入学式までに、入学しても・・・前向きな気持ちがうまく作用しないかも知れません。不安な気持ちは雲雀丘の先生方がしっかりと受け止めます。そして、生徒たちも。多くの人があなたと関わっていきます。いっしょに学び、夢を探し、サクラを咲かせましょう。

いずれにせよ、高校入試で人生が決まってしまうということなどありえません。社会に出ると日々試験の連続であり、うまくいくこともあれば、思い通りにならないこともたくさんあります。「人生100年」マラソンにたとえればレースはまだ始まったばかりです。これから自分のしっかりとした目標を見つけ、道を切り拓いて行ってほしいと思います。
3月22日併願者ガイダンスが行われ、高校入学者へのガイダンスはすべて終了しました。学園中学校からの入学生、本校が第1志望の方も含め、高等学校63期生として入学式でお会いできることを楽しみにしております。しっかり準備をして下さい。

2018年03月19日

第63回中学卒業式          第129号

sP1010650.jpg
sIMG_20180319_114055_2.jpg sIMG_20180319_114108.jpg
式を終えて。雨が心配されましたが降らずによかったです。
3月19日(月)63回目の中学校卒業式を行いました。壇上にて、155名の卒業生ひとり一人に私から卒業証書をお渡ししました。次に3年間欠席・遅刻・早退しなかった17人に皆勤賞の授与を行いました。
 続いて、県大会3位以上の成績を上げた団体・個人に対して理事長特別表彰が行われました。今年の受賞は「放送部」「女子硬式テニス部」「ギター・マンドリン部」「写真部(個人)」です。
 引き続いて、校長式辞式辞、理事長挨拶、祝電披露、「卒業生の言葉」、最後に卒業生全員による「卒業の歌、絆」、全員による「学園歌」で卒業式は感動のうちに終了しました。
 今年の卒業生は一貫選抜コースのみの最初の学年でした。この3年間において、生徒達は学業や部活動はもとより、クラス一丸となって、体育大会や文化祭に取り組みました。
 私は、中1の自然学舎、中2の林間学舎、中3の沖縄研修旅行と3つの宿泊行事にすべて同行させていただきました。3年間の成長は著しく、学年が上がるごとにたくましくなり、集団の力も上がっていったように思います。行事ごとにほめることが多かったです。特に、研修旅行では誰一人集合時間に遅れることなく、てきぱきと行動できていたことが印象的です。本日の担任の呼名への返事に、自信と決意が出ていました。
 私は式辞の中で二つのテーマを取り上げました。一つ目は中学卒業を機に「意識を切り替える」ということです。ほとんどの生徒達がそのまま雲雀丘学園の高校に卒業することになっていますが、意識を切り替えないと、中学4年生ということになってしまいます。
二つ目は「夢を持ち目標に変える」ということです。夢の実現のために、しっかりと努力していくこと、答えは自分自身の中にあり、実現するのは自分であるということを話しました。
 高校入学までの時間を中学での締めくくりと準備期間として大切してください。
 新しい生活に向けて力強くスタートしてくれることを祈っています。
 s20180318%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9.jpg s20180313.jpg
桜桃は開花です。大阪場所に続き、高校野球選抜大会も始まります

2018年03月12日

中学発表会         第128号

s20180310_105427179.jpg s20180310_115446742.jpg
3月10日(土)中学発表会が行われました。これは、中学1年生と2年生での教科授業や探求、SPPの取り組みの成果を講堂で発表しようとするものです。
夏休みの宿題の社会科発表、SPP(サイエンスパートナーズプロジェクト)で企業や大学と連携した先端の研究、探求でのグループでの調べたもの、国語での「枕草子」の生徒感想を発表しました。
1年生の探求では、実際に自分たちで作った楽器を演奏し、メッセージが込められていました。2年生の探求では、医療・芸術・言語・衣食住・文化・科学とそれぞれの分野のクイズなども盛り込み引きつける内容でした。
最後は2年生全員による谷川俊太郎の「朝」の群読でした。短い練習時間であったと思いますが、迫力のある2年生の声に1年生や保護者の方も感動されたのではないでしょうか?

本校では多様な学びの機会を提供し、課題探究活動や発表活動にも力を入れています。興味や関心に基づくテーマ設定が多く、現地に足を運び、すすんで調べていたように思いました。また、着眼点や感性も中学生ならではで、既成観念にとらわれないことも研究していく上で大切だと思いました。
パワーポイントの使い方も上手だと感心いたしました。その反面、一般論の羅列になりがちで、pptに頼る発表になりすぎてしまう危険性もありました。次の課題として、自らの仮説や訴えたいこと、事実やデータから考察していく論理思考力を高めていきたいと思います。
ともあれ、中学1年2年でここまでのことができるのはすばらしいと思いました。これからの飛躍を期待したいと思います。今日発表できなかった生徒の皆さんもチャレンジして行きましょう。

2018年03月08日

授業改善教員研修会             第127号

s20180307%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF03.jpgs20180307%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF04.jpg
中1掲示板美術作品

3月5日(月)授業改善教員研修会を実施しました。昨年11月に開催した「授業研究大会」で指導助言をいただいた上智大学池田先生と兵庫教育大学加藤先生をお招きして、講演会と質疑応答・研究協議を行いました。
今回の目的は、今年度のまとめ・振り返りを行い、次年度の授業計画策定に当たって、新学習指導要領の趣旨を理解し,授業改善の方向性を探るものです。
特に、①CLILなど新しい教育手法を知ること、②本校の課題である基礎学力定着のための取り組みを考えることです。
考査中ですので、各教員が下記の2講座のうち1講座を選択して受講することとしました。学園幼稚園や小学校の先生方も参加されました。以下、講座内容を紹介します。

【講座①】21世紀のグローバル教育:CLIL(内容言語統合型学習)によるアクティブラーニングの理論と実践  上智大学文学部 池田 真 先生
CLIL (Content and Language Integrated Learning) は,日本では英語教育のメソッドとして紹介されていますが、本来は教科科目を効果的に教えるための方法論であり、21世紀のヨーロッパで広く普及しています。その要諦は、科目知識,言語技能,批判的思考,共同学習を有機的に組み合わせ,グローバル社会に必要な汎用能力を育成することにあります。それはまさしく,新学習指導要領にある「主体的・対話的で深い学び」そのものでもあります。

【講座②】自ら学びに向かう児童・生徒の育成をめざした授業づくり:算数・数学科の授業を例に
 兵庫教育大学 加藤 久恵 先生
新学習指導要領の実施に向けて,自ら学びに向かう児童・生徒の育成は,喫緊の課題です。そこで,日頃の授業づくりにおいて,自ら学びに向かう児童・生徒の育成につながる手立てのあり方を考えていきます。
1. 既習内容を生かして,類題が解けるようになるには?
2. 学力差に対応するには,個別指導が必要か?
3. 授業中は活躍するのに,学習内容が定着しない児童・生徒にどのような指導が必要か?

次年度の学校方針に、基礎力定着と主体的な学びとCLIL導入を掲げました。本校生徒の課題を見すえた授業改善を行っていきます。


2018年03月05日

成功しない人の共通点        第126号

s20180307%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF01.jpgs20180307%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF02.jpg
中学2年生教室の掲示板より(本文とは関係ありません)

「成功本」といって「こうすればうまくいく」が書かれている本がいっぱい出回っています。「成功ノウハウ」はだいたい同じようなことが書かれています。ここでは紹介しませんが当たり前のことが書かれています。当たり前だけど私にはできていないことばかりで、正直ハードルは高いなぁと思ってしまいます。また、『成功本はムチャを言う!?』というのも出版されています。
「成功しない人の共通点」を一言で表すものを見つけました。『大切なことに気づかせてくれる33の物語と90の名言』 西沢泰生著からの紹介です。
アメリカのインターネット業界で、天才マーケッターと呼ばれながらも、若くして交通事故で亡くなったコリー・ルードルという方が「人の能力にはそれほど大きな差はなく、それさえ克服できればほとんどの人が成功できる」と言っています。
その「成功するために克服すべき重大要素」は、「Procrastination」という一言で表されるそうなのです。
この単語の意味は Procrastination = グズグズすること
成功しない人の共通点は、たったこれだけということです。
知らなかったので用例を調べてみました。
Procrastination is the thief of time. 思い立ったが吉日。一日延ばしは時間の泥棒。
私がむかし聞いたことがある言葉は「明日やろうはバカ野郎」です。
ここ数年のはやりは「今でしょ!」(少し古いか・・・)今も昔も万国共通なのでしょうか?いつやるのかの話しはまたの機会に朝礼などでお話しできればと思います。
学年最後の考査に挑め!先生を驚かせよ!(もちろんいい点数で)頑張れ!

2018年03月01日

第60回卒業証書授与式       第125号

sDSC04122.jpg s20180301%E6%95%99%E5%AE%A4.jpg
                  3月2日朝の教室です。椅子が淋しそうでした。
3月1日(木)、第60回高等学校卒業式を挙行しました。9時30分司会の指示に従い、卒業生290名が保護者や在校生、教職員の大きな拍手で迎えられ席につきました。
開式の辞の後、全員起立してピアノ伴奏による国歌斉唱の後、卒業生全員に一人ずつに卒業証書を授与しました。
続いて高校3年間、無遅刻・無欠席・無早退の31名の生徒に皆勤賞を授与しました。この中の13名は中学・高校あわせて6年間皆勤であり、司会から紹介されると出席者からは感嘆の声と共に大きな拍手が送られました。3年間の中では体調の悪い時などあったと思います。本人の頑張りはもとより家族の支えもあったことでしょう。
そのあと、県大会3位以上の成績に対して理事長表彰が行われました。クラブではギターマンドリン部・華道部・囲碁部、個人では生物学オリンピックの2名でした。本来の学業以外のところでの努力が成果となりました。
式辞では、「学校で教えてくれないこと、学べないことがたくさんある」「誰でも、いつでも、どこでも、誰からでも学べる、生涯学習のすすめ」「世界のどこかを支える人間になる」という趣旨の話をしました。
その後、学園長挨拶、ご来賓の祝辞、在校生代表による送辞、卒業生代表の答辞と続き、在校生・教職員による「蛍の光」と卒業生による「仰げば尊し」、全員による「学園歌」の閉式の辞で卒業式の幕を閉じました。
 これで卒業式は一旦終了しましたが、卒業生から担任の先生への花束と御礼の言葉、「卒業生から親への感謝の手紙」を保護者の方に一斉に開封し読んでいただきました。
「人生百年時代」といわれ、これからの長い人生を考えると、まだスタートしたばかり、五分の一です。皆さん一人ひとりが悔いのない充実した人生を送られることを心より願っています。