第63回中学卒業式 第129号
式を終えて。雨が心配されましたが降らずによかったです。
3月19日(月)63回目の中学校卒業式を行いました。壇上にて、155名の卒業生ひとり一人に私から卒業証書をお渡ししました。次に3年間欠席・遅刻・早退しなかった17人に皆勤賞の授与を行いました。
続いて、県大会3位以上の成績を上げた団体・個人に対して理事長特別表彰が行われました。今年の受賞は「放送部」「女子硬式テニス部」「ギター・マンドリン部」「写真部(個人)」です。
引き続いて、校長式辞式辞、理事長挨拶、祝電披露、「卒業生の言葉」、最後に卒業生全員による「卒業の歌、絆」、全員による「学園歌」で卒業式は感動のうちに終了しました。
今年の卒業生は一貫選抜コースのみの最初の学年でした。この3年間において、生徒達は学業や部活動はもとより、クラス一丸となって、体育大会や文化祭に取り組みました。
私は、中1の自然学舎、中2の林間学舎、中3の沖縄研修旅行と3つの宿泊行事にすべて同行させていただきました。3年間の成長は著しく、学年が上がるごとにたくましくなり、集団の力も上がっていったように思います。行事ごとにほめることが多かったです。特に、研修旅行では誰一人集合時間に遅れることなく、てきぱきと行動できていたことが印象的です。本日の担任の呼名への返事に、自信と決意が出ていました。
私は式辞の中で二つのテーマを取り上げました。一つ目は中学卒業を機に「意識を切り替える」ということです。ほとんどの生徒達がそのまま雲雀丘学園の高校に卒業することになっていますが、意識を切り替えないと、中学4年生ということになってしまいます。
二つ目は「夢を持ち目標に変える」ということです。夢の実現のために、しっかりと努力していくこと、答えは自分自身の中にあり、実現するのは自分であるということを話しました。
高校入学までの時間を中学での締めくくりと準備期間として大切してください。
新しい生活に向けて力強くスタートしてくれることを祈っています。
桜桃は開花です。大阪場所に続き、高校野球選抜大会も始まります