教育実習 第22号
教育実習生による朝の挨拶指導
5月21日(月)より教育実習生を受けいれることになりました。将来教員への志を持つ卒業生が教壇に立ちます。実習生にとっては、大学で学んだことを実際の学校現場で実践する場であり、成績をつけられ実習単位が付与されます。学校としては、どの教員も教育実習を経験し教員になっていますから、教師のスタートとしての気持ちに立ち返ることや授業や学級経営の点検にもなります。本日の職員朝礼でも、中間考査、教育実習を通じて学校・学年・学級での決めごとの点検の機会にしてほしいとお話ししました。
実習生には初日に校長講話として、すでに大学、事前ガイダンス指導されている「教育実習の心構え」を確認し、そのあと、教務部長と生徒指導部長からの指導がありましたので、2つの側面からのテーマをお伝えしました。1つは、学習指導面の「役に立つ授業」「面白い授業」「正しい授業」の3つの要素があり、「巧さ」よりも「正しさ」を重視してほしいと話ししました。もう1つは生徒指導面の「やる気を引き出す」「やる気を損ねる」観点から教師からのそれぞれの身体的、心理的なアクションについて考えてもらいました。
本校教員には日頃に加えての業務になりますが、われわれも通ってきた道であり、生徒にとっても年齢の近い実習生から学ぶことも多いと思います。卒業生から教員としての眼で雲雀丘を見ていただき、この期間にしっかりと成長してもらいたいです。