チャレンジの夏 グローバル 第41号
中学カナダ研修旅行として、中学2・3年生25人と引率の先生2名が伊丹空港からプリンスエドワード島に出発しました。同日、高校ニュージーランド研修旅行として、高校1・2年生24人と引率の先生1名がニュージーランドに出発しました。NZではハミルトンとタウランガに分かれて、それぞれの目的・特長にあった研修が行われます。活動の様子は、ブログ「グローバル教育」をご覧ください。
本校では、30年以上前にいち早く「普通科」と「国際科」を設置し、国際理解教育を進めてきました。原書講読や第2外国語(フランス語やスペイン語や中国語)の授業、3ヶ月のNZ比較文化研修旅行や1年留学を国際科の必須科目、プログラムとして行ってきました。しかし選抜特進などのコース制を導入した時に、グローバル化の進展にともない「国際科」だけでプログラムを行うのではなく、学校全体として国際理解教育を進めたという経緯があります。カナダ、NZどちらの研修旅行も歴史が古く、本校の教員や卒業生が改善してきたプログラムです。
今年度は、内容だけでなく事前学習もより充実させようと新設した「グローバル教育部」の先生方に企画段階から関わっていただきました。
海外で学べることはたくさんあります。保護者の方に感謝する気持ちを忘れず、いろいろなことを吸収し自分に返して一層成長してほしいと思います。感じたことや考えたことを自分に返すことが大事だと思います。
次年度は、今回の2つの研修旅行の日程やプログラムの改良を行い、ボストンでの語学研修(高2と高1中入生が参加)を7月に新設します。中3の中期留学や短期の留学機会や「とびたて留学Japan」にも挑戦してほしいと思います。
海外で学べることも多いですが、国内でも学ぶこともできます。校内でも英語の授業、EnglishZONE、中学のグローバル研修、高校のエンパワメントプログラムなど充実したものがたくさんあります。
この夏は、英語をコミュニケーションのツールとして意識的に使うことにチャレンジしてはどうでしょうか?