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常務理事便り

2025年09月17日
Vol27 立派な国際的なデビュー at万博
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
昨日、万博の英国パビリオンで行われた国際的なフォーラムで、本校の生徒3名が見事なデビューを果たしました。この日は同パビリオンや英国の大手製薬メーカー・アストラゼネカ社などが主催した「気候変動と健康 “未来へのアクション”」と題されたフォーラムが開催されました。浅尾慶一郎環境大臣もオンラインで視聴され、ジュリア・ロングボトム駐日英国大使、アストラゼネカ堀井社長、有名大学教授、環境省、厚生労働省の職員の方など、関係者が多数臨席されていました。このような立派な舞台で、本校生徒3名(高2と高1の2名)が灘高校の生徒とともに発表を行いました。
これはアストラゼネカ社が音頭を取り、「気候変動と健康」をテーマに高校生からの提言として企画されたプレゼンの場でした。彼女たちは4か月もの間、探究プロジェクトとして取り組み、「ブルーカーボンで解決する気候変動と健康被害」として世界に向けて発信することができました。難しい課題をしっかりとデータを取り、プレゼンをすることができていて、素晴らしい発表だった、と同席した中井校長や鳥原先生からも報告を受けました。
SDGsでも大きなテーマとなっていますが、気候問題、環境問題は持続可能な社会を作り上げていく上では欠かせない大きな課題です。その大きさ故に、他人事になりがちですが、こうした大命題こそ「自分事」として考え、取り組んでいくことが日本の若者には最も求められています。気候変動への対応という人類共通の課題を自分事として捉えて、その課題解決に向けて果敢に挑んだ3名の生徒に拍手を送りたいと思います。キーワードは「自分事」です。これを機会に様々な課題を「自分事」として捉え、トライ&エラーで歩み続けられる大人になられることを期待しています。