« オーストラリア研修5 | メイン | オーストラリア研修7 »

オーストラリア研修6

オーストラリア研修 026.jpg
 今日はアボリジニの文化を知ることができました。Mt.Cootha、Botanic Gardens(植物園)に行き、様々な植物に触れながら、アボリジニの生活文化を学びました。実際に生姜やプラムのようなものを食べたり、葉を使って洗剤を作ったりしました。結構いい香りがして嬉しかった人、気持ち悪いと思った人、色々な感想が飛び交いました。色々な食べ物に挑戦しましたが、中でもアボリジニハニー(少し酸味のある蜂蜜)やナッツ類が人気があったようです。何よりも300以上もの言語がアボリジニに使われていることに驚きを覚えながら、あらためてオーストラリアが様々な文化で構成される多文化国家、多文化社会であることを心に刻みました。その後、アボリジニバッグを見せて頂き、私たちもアボリジニの言葉で「デリー」と呼ばれる草を編んで、アクセサリーを作りました。草を編むことの大変さを感じながらも、草を利用して鞄を作るその知恵に感動させられました。それ以上に子供たちが驚いて何度も確認したことは、どの実が毒で、どの実が食べ物かを知るその手段。「実際に食べてみて食べた人が死んでしまったら、ああ毒だと知る」、その説明に「えーっ」という声が上がりました。普段ホストファミリーの作ってくれた食事やスーパーで買ったものを口にしている私たちにとって、アボリジニの食べ物を初めて口にしてみるのは、まさに緊張の一瞬でした。