短期海外留学報告
今日、地理の授業のスピーチの際に、この夏1ヶ月ニュージーランド(NZ)に短期滞在した生徒が、クラスの生徒を前に報告をしてくれました。
NZ最大の都市であるオークランドに滞在し、昼間は語学学校で学び、ホームステイして暮らしました。
ホストファミリーが、マレーシア系の方なので、料理も東南アジアのものが多かったそうです。タイ米のぱさぱさしたお米と薄味のスープやソースが出て、ご飯にかけて食べるものが一般的だったとのことです。また、肉は鶏肉がメインだったようです。
多文化共生の国なので、ホームステイしてもアジア系やアフリカ系など、さまざまな家庭があります。そのことを、念頭に置く必要があります。予め、ホストファミリーのプロフィールがわかる場合、どこの国出身の人かわかれば、ホストの出身の国がどんな料理か、調べていくのも良いでしょう。
留学して、食事で困る人がしばしばいます。そもそも、食べ物に柔軟に適応できる人でなければ、海外での滞在はできません。「まずい」は禁句です。食べられないなら、いらないことを伝えれば構いません。地元の人はその味で食べているので、グルメツアーに行っているのではないことを、念頭におかねばなりません。
7月にNZへ行ったところ、向こうは南半球なので、かなり寒かったそうです。地元の人は慣れているせいか、半袖の人もいたそうですが、真夏の日本から行くと気候への適応も「一つの勉強」です。ただ、日本から服を買って行かなくても、地元で調達するのも、ショッピングの学習になるかもしれません。
風呂は、シャワーのみのところと、バスタブのあるところがあります。電気温水器でお湯をわかしている家庭の場合、たくさんお湯を使いすぎると、他の人のお湯がなくなるので、5分でシャワーを使うよう言われたそうです。なるべく短時間で体を洗う必要があるので、気をつけましょう。
外国に出てみて、初めて日本のことがわかる部分が多いと思いますが、広い視野を身につけるためにも、海外に出てみるのは大きな体験になります。検討されている方は、参考にしてください。