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1年留学レポート

2014年の2月からカナダに1年留学していた高2の男子生徒が今週末に帰国します。現地からの最後のレポートです。

昨年の2月に日本を発ち、今まさに終わりを迎えようとしています。1日1日はとても長く感じたのに、振り返ってみると本当に早かったです。僕は、この一年で成長しました。英語の会話、筆記などはもちろん、精神的にも成長しました。僕が何故成長出来たかと聞かれると僕は「常に挑戦する立ち位置にいた」ということ、「そして例え薔薇の道であろうとも歩みは止めなかった」と言うことを挙げたいと思います。歩みを止めない。非常にシンプルなことです。しかしこのシンプルな事こそ僕が一番できていなかったことです。一年ほど前、中間テストの英語の点数を見て僕は「リスニング」という壁に激しくぶち当たったのを今でも覚えています。実を言うと、昔から壁の存在は重々把握していましたが、ただ壁の目の前で立ちすくんでいました。しかし、何故か、ふと、自分の中でその壁を乗り越えてみたいという思いがありました。ぼくはその気持ちを尊重し、授業後すぐに親にも相談なしに先生の所へ向かい、留学を志願しました。そして今までの経験上、僕は楽するチャンスを見つけるとすぐに怠ける習性を知っていたので自分が絶対に引き返せない、逃げ場を全て潰すまで自分を追い込んでいました。これによって僕は「確実に歩きだす」「ものすごくシンプルなこと」を成し遂げたのです。そのモットーを貫き、カナダでも、敢えて難しい授業を選択したり、チャレンジできる機会があったら積極的に向かって行きました。そしてそういったチャレンジをすることは、いずれ自分にいい形で帰ってきます。逆にやらなかったら、何も得られないどころか、むしろ自分の能力落とす結果となります。僕はこの留学中、20回、30回と留学を決断した自分をただひたすら恨んでいました。また、留学を決断した自分に感謝、褒め称えたことは30回、40回とあります。僕はこれからどんどん壁を見つけるでしょう。そして乗り越えて強くなるでしょう。だからみんなも、壁の前で腐るのはやめて、確実に一歩ずつ乗り越えていってくれることを祈っています。
そして最後に、この留学を支えてくれた、友達のみんな、先生、親戚、そして両親に感謝の言葉「ありがとうございました」でこの留学レポート及び留学を終えたいと思います。ありがとうございました。