第2期CLIL授業 第2弾 高3 「アイデンティティ」
本日2限、「アイデンティティの理解と応用」をテーマに高3の国語でCLILの授業が行われました。
現代文の重要キーワードである“アイデンティティ”をCLILの実践を通して深めていくという授業でした。 Peanutsの漫画やAndrew Wyethの絵を材料にして、それらをアイデンティティの視点から読み解いていく展開の中で、生徒たちには新鮮な驚きと発見があったと思います。
本日2限、「アイデンティティの理解と応用」をテーマに高3の国語でCLILの授業が行われました。
現代文の重要キーワードである“アイデンティティ”をCLILの実践を通して深めていくという授業でした。 Peanutsの漫画やAndrew Wyethの絵を材料にして、それらをアイデンティティの視点から読み解いていく展開の中で、生徒たちには新鮮な驚きと発見があったと思います。
7月12日(木)4限、中2の国語で「俳句を考える」をテーマにCLIL授業が行われました。
What is haiku? という問いから始まり、 英語で俳句を考えるうえでの7つのKeyについて、英語で説明されました。そして松尾芭蕉の "閑かさや 岩にしみいる蝉の声” の英訳を用いて、実際の俳句の中でKeyの確認をしたあとで、 "古池や 蛙飛び込む水の音” について、3種類の英訳を比べ、それぞれがどのような場面を切り取って表現しているかを絵に描いていきました。グループでわいわい言いながら、蛙の数や飛び込む様子が絵になっていきます。元気のよいクラスで英語が飛び交い、最後は時間が少し足りなくて残念でしたが、「英語を直訳しただけでは日本の俳句と同じ意味にならないところがおもしろい」という感想があり、また、多くの生徒がグループワークが楽しかったと感想に書いていました。
高校3年生の文系数学の授業においてクリル授業が行われました。内容はconditional probability(条件付き確率)です。まず最初にtree diagram(樹形図)とKarnaugh map(カルノー図)を使って、サッカーの試合でAコーチのときとBコーチのとき、それぞれでのゴールキーパーになれる確率を計算しました。続いて同じ要領で、ある病気に陽性と診断された人が本当に病気にかかっていた可能性を考えました。そして、アメリカのインフルエンザに関するデータを用いて、ワクチンを接種しながらもインフルエンザに罹患する人、ワクチンを接種しなくても罹患しない人などの確率をグループで考えました。段階を追ったタスクのおかげで計算の方法はスムーズに理解でき、実際に存在するデータを用いて私たちの身近にあるインフルエンザワクチン接種の有効性について深く考えるきっかけになりました。英語での説明もシンプルでダイレクトなので、複雑な数学を理解する助けになったように思えました。
「船の用途と種類」をテーマに高校2年生で行われている地理の授業は2回連続で行われています。後半では前回授業で行った「船の種類と積み荷の特徴」の復習をした後、日本の輸入品目とその割合を示した表から貨物船種の割合を示したグラフを完成させるタスクが与えられました。その後、100年後の貿易品目の変化を予想して貨物船の変化を考えるタスクへ進み、最後にプレゼンテーションを行いました。グループごとに与えられたタスクに取り組む中で前回行った船の種類に対する理解を深め、時間内に英語でのプレゼンにまで仕上げていきます。 最後のプレゼンテーションでは、100年後の食生活を想像して化学薬品の輸入が増加すると予想したグループのユニークな発表がありました。
どのグループも楽しそうに取り組む姿が印象的でした。
クリル授業第2弾、高校2年生の地理で行われました。10人以上の先生方が見守る中、「船の種類と用途」の内容でbrain stormingが始まりました。まずは32枚の船の写真を、グループで分類していきます。何を基準に分類したかはグループ次第で、それぞれの分類したグループに英語で名前を付けていきます。その結果を代表の3グループが発表しました。そのあと、実際の貿易における主な貨物とそれぞれを運搬する貨物船の種類や構造の説明を英語で受けました。最後に、貨物船に関する表をグループで話し合いながら完成させていきました。このワークシートの正解は次のクリル授業へと続きます。
公開授業旬間に合わせて、本年度から学校全体でクリル授業を実施していきます。今日がその初日、中学2年生男子の体育で、体育教員と英語教員によるソフトボールの授業が行われました。
今日のテーマはソフトボールと野球の違いを理解すること。Move quickly, Right here, Nice throwなど動きに合わせて英語のフレーズを使い、どうすればうまくキャッチボールができるようになるかを考えました。英語のフレーズを言うことにより、1つ1つの動きにはっきりとした意味づけがなされたように思います。もっと早く投げるにはどうすればよいかという宿題も英語で出されました。最初は小さかった英語の声も、慣れてくるにつれて予定されていなかった"Sorry"や"Thank you"などの英語も口々に飛び出し、英語を聞いただけで次の動きに自然と移るようになっていました。体育の教員が堂々と英語を話している姿も生徒たちの態度に活かされ、運動と英語が自然に1つになっていました。次の授業で1つのクリル授業が完成です。今度は英語で深く考えることにチャレンジ!