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2012年12月05日

今冬インフルエンザ総合対策について

インフルエンザシーズンの12月になりました。
本格的な流行シーズンを前に、基本的な知識を確認しておきましょう。

Q1: 流行時期は?
    12月~3月 まさに今からがシーズンです!     

Q2: 現在国内で流行しているインフルエンザは?
    A/H1N1亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じもの)、
    A/H3N2亜型 (いわゆる香港型)、
    B型 の3つの種類があり、いずれも流行の可能性があります。

Q3: インフルエンザにかからないためにはどうすればいい?
   ① 流行前のワクチン接種
   ② 外出後の手洗い・うがい等
   ③ 適度な湿度の保持   
   ④ 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
   ⑤ 人混みや繁華街への外出を控える
                
Q4: インフルエンザにかかったらどうすればいい?
   ① 早めに医療機関を受診
   ② 安静にして、休養
   ③ 水分補給を十分に(お茶やスープなど飲みたいものでOK)    
   ④ 周りの方へうつさないために、不織布製 マスクを着用しましょう。
   ⑤ 学校はお休みしてください。出席停止扱いとなります。    
    *インフルエンザでのお休みと連絡し、「登校許可書」を提出してください。←登校許可証はこちら

   
Q5: インフルエンザワクチンはどの程度効果があるの? 
ウイルスが体内に入るのを、ワクチンで防ぐことはできません。次に、ウイルスは増殖します。これを感染といいますが、ワクチンがこの感染を抑える働きは証明されていません。 ウイルスが増殖すると、潜伏期間を経て、症状が引き起こされます。この状態を発症といいます。ワクチンは、この発症を抑える効果については、認められており、65歳未満の健常成人で、70~90%の発症予防効果があるそうです。(効果は、年齢、体調、ワクチンに含まれる株の合致状況によっても変わります。)高齢者や基礎疾患のある人は重症化するリスクが高く、ワクチンの最も大きな効果は、重症化の予防です。ワクチンは、打てば絶対にかからない、というものではありませんが、重症化を防いでくれるということ。但し、これも100%ではありません。

    ワクチンの効果は  ★接種してから2週間後から5か月間程度。
    接種時期は      ★12月中旬までに接種することが望ましい。
    今年のワクチンは  ★A/H1N1亜型、A/H3N2亜型、B型を含むワクチン。
    接種回数は      ★原則 ●3歳以上13歳未満は 1回0.5mL 2回接種
                       ●13歳以上 1回0.5mL 1回接種
    費用は         ★原則自己負担。費用は医療機関によって異なる。
    (参考:厚生労働省HP)

本校ではまだ罹患者の報告はありませんが、インフルエンザウイルスは乾燥して寒い状態を好むウイルスです。12月に入り、ますますの注意が必要です。体調を整えてこの冬を乗り切りましょう!

以下、インフルエンザ関連のHPです。参考にしてください。
★今冬インフルエンザ関連情報詳細★
厚生労働省今冬インフルエンザ総合対策
国立感染症研究所感染症情報センターホームページ
インフルエンザQ&A(平成24年度)

★今冬の流行状況はこちら★
厚生労働省からの毎週の報道発表
インフルエンザ流行レベルマップ