今冬インフルエンザ総合対策について
インフルエンザシーズンの12月になりました。
本格的な流行シーズンを前に、基本的な知識を確認しておきましょう。
Q1: 流行時期は?
12月~3月 まさに今からがシーズンです!
Q2: 現在国内で流行しているインフルエンザは?
A/H1N1亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じもの)、
A/H3N2亜型 (いわゆる香港型)、
B型 の3つの種類があり、いずれも流行の可能性があります。
Q3: インフルエンザにかからないためにはどうすればいい?
① 流行前のワクチン接種
② 外出後の手洗い・うがい等
③ 適度な湿度の保持
④ 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
⑤ 人混みや繁華街への外出を控える
Q4: インフルエンザにかかったらどうすればいい?
① 早めに医療機関を受診
② 安静にして、休養を
③ 水分補給を十分に(お茶やスープなど飲みたいものでOK)
④ 周りの方へうつさないために、不織布製 マスクを着用しましょう。
⑤ 学校はお休みしてください。出席停止扱いとなります。
*インフルエンザでのお休みと連絡し、「登校許可書」を提出してください。←登校許可証はこちら
Q5: インフルエンザワクチンはどの程度効果があるの?
ウイルスが体内に入るのを、ワクチンで防ぐことはできません。次に、ウイルスは増殖します。これを感染といいますが、ワクチンがこの感染を抑える働きは証明されていません。 ウイルスが増殖すると、潜伏期間を経て、症状が引き起こされます。この状態を発症といいます。ワクチンは、この発症を抑える効果については、認められており、65歳未満の健常成人で、70~90%の発症予防効果があるそうです。(効果は、年齢、体調、ワクチンに含まれる株の合致状況によっても変わります。)高齢者や基礎疾患のある人は重症化するリスクが高く、ワクチンの最も大きな効果は、重症化の予防です。ワクチンは、打てば絶対にかからない、というものではありませんが、重症化を防いでくれるということ。但し、これも100%ではありません。
ワクチンの効果は ★接種してから2週間後から5か月間程度。
接種時期は ★12月中旬までに接種することが望ましい。
今年のワクチンは ★A/H1N1亜型、A/H3N2亜型、B型を含むワクチン。
接種回数は ★原則 ●3歳以上13歳未満は 1回0.5mL 2回接種
●13歳以上 1回0.5mL 1回接種
費用は ★原則自己負担。費用は医療機関によって異なる。
(参考:厚生労働省HP)
本校ではまだ罹患者の報告はありませんが、インフルエンザウイルスは乾燥して寒い状態を好むウイルスです。12月に入り、ますますの注意が必要です。体調を整えてこの冬を乗り切りましょう!
以下、インフルエンザ関連のHPです。参考にしてください。
★今冬インフルエンザ関連情報詳細★
『厚生労働省今冬インフルエンザ総合対策』
『国立感染症研究所感染症情報センターホームページ』
『インフルエンザQ&A(平成24年度)』
★今冬の流行状況はこちら★
『厚生労働省からの毎週の報道発表』
『インフルエンザ流行レベルマップ』