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中学体験授業を終えて

国際部・社会科の中井です。9月17日の中学体験授業では多くの方に参加していただきありがとうございました。保護者の方からも授業後にご質問をいただいたり,アンケートの中でご意見やご質問をいただきました。説明不足の部分もありましたので,補足説明をさせていただきます。

世界の国の数について
現在,日本政府が承認している国は191カ国です。
授業でお話したとおり2006年6月に独立したモンテネグロを承認しました。
これに日本を加えて192カ国になりますが,これには北朝鮮が含まれていません。
国際連合の加盟国数は192カ国で,最も最近加盟したのは、モンテネグロ(2006年6月28日加盟)です。
これには,北朝鮮が含まれバチカンが含まれません。
したがって,授業では世界の国の最新データは193カ国としました。
しかし,ほかの国の人は違う立場で違う数を主張するかもしれません。

時差について
アメリカ,ベルギーともサマータイムを採用している地域・時期でしたので
授業では日本で10時30分の時は,ニューヨークの時間は21時30分,ベルギーの時間は3時30分でした。
サマータイムを考えなければ,実際の時差はそれぞれ14時間と8時間で,
中学校の授業では,日本は東経135度,ニューヨークは西経75度,ベルギーは東経15度だから
(135+75)÷15=14時間,(135-15)÷15=8時間

の計算問題を解いて現地時間を求めます。

ベルギーについて
オランダ語の方言であるゲルマン系のフラマン語を話す北部のフランデレン(フランドル、フランダース)地域と、フランス語を主に話す南部のワロン(ワロニー)地域とにほぼ二分されます。公用語はこれに加えドイツ語の3言語です。現在でも言語地域圏のあいだのわだかまりが残っているといわれ、この国の連邦制度はそういったものを解消するための方策から生まれています。
ベルギーで有名なものに「チョコレート」という意見が一番に出たのはびっくりしました。高級なGOVIBAはベルギーのチョコレートでした。ベルギーは美食の国としても知られ,国民一人当たりのレストラン数はヨーロッパ一だそうです。