別れを惜しむかのように雨が降る中、本日第53回中学卒業式がしめやかに行われました。
学校長より卒業証書が授与された後、中学校3年間の皆勤賞が表彰されました。
これは、無欠席・無遅刻・無早退者により賞を受けることができます。
本校は、保護者の方の協力を得て、家庭との連絡を密に取り、無断欠席や連絡無しの遅刻などないようできるだけ多くの皆勤者を出す取り組みをしております。
そのため、今年も２０名弱の皆勤者を送り出すことができました。
また、特別表彰においては、21名の者が授与されました。
県大会3位以上の者が常務理事より表彰を受けます。
第31回兵庫県高等学校ギターマンドリンフェスティバル朝日新聞賞受賞・第34回全国中学テニス選手権大会男子団体出場・第34回全国中学テニス選手権大会女子団体出場を果たしました。
卒業式終了後、担任の先生方に、生徒達からオフコース（小田和正）「言葉にできない」の歌のプレゼントとお礼の言葉・花束が渡され、とても感動的な卒業式となりました。

　学年末考査を数日前に終えた在校生は、今各学年の行事や生徒会が主催する球技大会、人権推進委員会による映画鑑賞、進路学習の一貫として中学2年生が京都の関西学術研究都市にある「私のしごと館」で学習するなど、最後の行事に取り組んでいます。

　昨日は、午前が高校生、午後が中学生を対象に人権教育映画会が行われました。この行事は毎年この時期に開催され、保護者の方にもご案内している行事です。
　今年は「千の風になって」が上映されました。オムニバス形式で展開されたこの映画は、小児ガンで息子を亡くした母・家庭内暴力に悲観して自殺した母に対する娘・病に倒れた夫を住み慣れた家で最後まで看取った妻の物語をとおして、「命」の大切さを訴えたすばらしい映画でした。
　「いなくなってしまった」人たちは、本当はすぐそこに、大切な人のそばにいつも息づきあるいはその人の心の中に住み続けているのではないでしょうか。