学年末考査を数日前に終えた在校生は、今各学年の行事や生徒会が主催する球技大会、人権推進委員会による映画鑑賞、進路学習の一貫として中学2年生が京都の関西学術研究都市にある「私のしごと館」で学習するなど、最後の行事に取り組んでいます。

　昨日は、午前が高校生、午後が中学生を対象に人権教育映画会が行われました。この行事は毎年この時期に開催され、保護者の方にもご案内している行事です。
　今年は「千の風になって」が上映されました。オムニバス形式で展開されたこの映画は、小児ガンで息子を亡くした母・家庭内暴力に悲観して自殺した母に対する娘・病に倒れた夫を住み慣れた家で最後まで看取った妻の物語をとおして、「命」の大切さを訴えたすばらしい映画でした。
　「いなくなってしまった」人たちは、本当はすぐそこに、大切な人のそばにいつも息づきあるいはその人の心の中に住み続けているのではないでしょうか。