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雲雀丘の学びの特色 ~環境教育~

本校は学力向上に力を入れているだけでなく、一人一人の生徒の個性を伸ばし、生きる力をはぐくんでいくための様々なプログラムを実施しています。
そのうちの一つが、環境教育です。今回は、年間を通してどのような環境教育活動を行っているかをご紹介します。


環境に関する活動の中心となっているのが、生徒会と「環境大使」です。環境大使は、様々な学年から希望者を募り、クラブのように活動しています。最近では、6/10(日)に篠山で黒豆の植え付けを行いました。また、6/24(日)には中学1年生と環境大使が宝塚の北部の山林に出かけ、里山保全のために外来種植物の草引きをしたり、枝打ちをしたりします。
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今年で5回目になりますが、6/9(土)には中学生を中心にした「環境フォーラム」も開催しました。学園講堂で、中学3年生の代表生徒によるパワーポイントを用いた発表や、フードマイレージを考慮した手作り「エコ弁当」についての発表、環境大使たちの活動報告、寸劇を行い、最後には神田紫 氏による講談「もったいない善兵衛」を聞きました。
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以下の写真は、エコ弁当の日(6/11)の昼食風景です。地産地消を意識した食材を使い、自分たちでお弁当を作ってきます。生徒たちは、それぞれの手作り弁当を前に、かなり得意げでうれしそうな様子でした。
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学校行事の中でも、環境を意識したプログラムが盛りだくさんです。
中2林間学舎では大山登山とともに、「サントリー奥大山 ブナの森工場」見学や、森の観察・植樹などを行います。
中3研修旅行では、沖縄の植生や伊江島の水事情、サンゴ礁について学習しますし、高2研修旅行では北海道に行き、ファームステイ先で農業体験をしたり、自然に溶け込んだアイヌの生活や頻発している獣害について学習したりします。
また、研修で校外に出る前に、専門の講師を学校にお呼びして、水の大切さや現地の植生、自然と人との関わり方等について、講演をしていただいています。
秋の文化祭では、模擬店で出たゴミを高3生が手分けして分別したり、エコに関しての展示発表をしたりします。

環境に関する特別なプログラムだけでなく、普段の生活においても、環境に対する意識を高めていくための取り組みを行っています。雨水を利用した屋上緑化植物の水やり、校内でのトマト栽培、制服のリサイクル、屋上パネルによる太陽光発電等があります。
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このような日頃の教育活動を通して、自然に親しみ、環境に配慮した生活が送れるように、また地球温暖化などの社会問題に対して、高い意識を持てるようになっていってほしいと考えています。