科学部 秋の校外巡検
11月23日に武庫川渓谷へ校外巡検に行きました。(気持ちはハイキング)
部員達は顧問の先生からの説明を聞きながら、木ノ元バス停からJR武田尾駅までのルートを約4時間かけて歩きました。JR旧福知山線の廃線跡をたどる道筋で、照明のないトンネルをくぐり、橋をわたりながら、渓谷を形成している岩石や動植物の観察をおこないました。途中、「桜の園」に立ち寄り、大峰山の中腹まで足を伸ばしました。10時に宝塚駅を出発してから、14時に武田尾駅で解散するまで充実した時間を過ごすことができたと思います。
武庫川は上流の三田盆地をすぎるまではゆるやかなまるで中流のような形態なのですが、武田尾近辺の中流域に入ると、荒々しい上流のような流れに変わり、渓谷を形成します。写真は「溝滝」とよばれる瀬滝です。
渓谷の両岸にある崖は白亜紀にできた流紋岩でできており、大きく見応えがありました。
北山第一トンネルです。中は真っ暗です。このようなトンネルが長短6ヶ所あります。第二武庫川橋梁はなかなかスリリングな体験です。
紅葉はそろそろ終わりになるころでしょうか。途中で大峰山山麓にある「桜の園」へ足を伸ばし、動植物を観察することができました。