演劇部 老人ホーム公演
演劇部は、1月20日の臨時休校日に宝塚市養護老人ホーム「福寿荘」を訪ねました。この老人ホーム公演は、1988年にスタートしたものです。訪問できなかった年もありますが、1年に1回、お年寄りとの交流をはかっています。
今回の演目は、群読『扇の的(平家物語より)』と、木下順二作『聴き耳ずきん』です。
午前中の準備の時から、顔なじみのお年寄りの方に声をかけていただき、心地よい緊張感の中で上演することができました。
お芝居の後は、お年寄りとの交流会です。
初めて参加した中学1年生も、お年寄りから「上手やったね」「よく分かったよ」とほめられて、とても嬉しかったようです。『扇の的』で使った手作りの「兜と鎧」をお年寄りに着てもらって、記念写真を撮ったり、お年寄りの昔話に感心したり、楽しい時間を過ごしました。「また来年、見せてちょうだいや。」「はい必ず。元気でいてください」と、握手をして、「福寿荘」を後にしました。