演劇部 公演便り
3月25日(水)尼崎ピッコロシアター中ホールで「秋桜」を上演しました。
「母親による幼児虐待」という今日的なテーマをとりあげた01年度のオリジナル作品です。
主人公さやかの母親も、実はその母親から虐待を受けた過去があり、「血の連鎖」を断ちたいとする主人公の苦悩を描きました。再演の今回は、さやかが悩みを打ち明ける「秋桜の精」の数を増やし、希望を抱かせる幕切れに書き換えました。
観客のアンケートには、「現代の問題に正面からぶつかっていて、感動しました」との声が寄せられました。