剣道部 琴丘高校錬成会・尼崎稲園高校錬成会
3月が終わり、4月に入りました。春休みに入って強化練習が続いています。先日の神戸錬成会に続いて、30日には県立武道館で開かれました琴丘高校錬成会に、1日には尼崎稲園高校での錬成会に参加しました。先日の神戸錬成会の課題を踏まえ、練習試合を行いました。両錬成会とも、兵庫県、大阪府の高等学校が多数集まり、リーグ戦で竹刀を交えました。
4分間の試合の中では、「立ち会い→技→縁を切る」という流れの繰り返しになりますが、この中で自分から積極的に仕掛けていき、互いに技の届く緊張した間合いで、引かないように、また、打ち急がないように自分の心を抑え、我慢し、相手の心が動く機会を打って出て、技を繋ぎ、打ち切ったあとになお残心することが求められます。しかし、こうしたことは一日でできるものではないと思います。日々の地道な基本稽古の反復によって土台ができるのだと考えています。練習試合の結果は、なかなかの内容でしたが、更に上の目指すためにはまだまだ課題を含んでいます。それらの課題を日々の稽古の中で鍛錬し、総体へと繋いでいきたいと思います。日々の稽古で何を大切にするかを確認しながらがんばってほしいと思います。