剣道 寒稽古3日目 阪神淡路震災18年
寒稽古3日目、高校1年生の部。今日は阪神淡路大震災から18年の日に当たります。震災から18年経ち、生徒たちはみんな震災以後に生まれた者たちとなりました。伝統行事として長年続けている寒稽古が一度だけ開催されなかった年度がありました。それが、阪神淡路大震災の年でした。当時、年間計画では1月17日を初日として行う予定だったのですが、その前の週に全校的にインフルエンザが流行り、急遽、延期したところに震災が発生したのでした。もし、予定通りの日程だったらどうなっていたかと今考えても、胸が締め付けられる思いがします。この震災で本校は1名の女子生徒を亡くしております。今日の寒稽古を始める前に、短い黙祷を参加者全員で捧げました。
あの震災の時に多くの方々から助けていただいたことを忘れず語り継ぎ、東日本の被災された方々の復興を祈り、日本人の心根にある助け合う気持ちを生徒たちと共に大切にしながら過ごしたいと思います。