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環境大使 解散会

3月21日(木)環境大使と担当教員とできずきの森へ行ってきました。環境大使は1年任期ですので、平成24年度の活動はこれで最後となります。
これまで地道に作業をしてきた1年のしめくくりとして、「森に何かを残す」ということを考え、外来種の駆除作業をしてきた場所に在来種のナラガシワ・クヌギ・タムシバを20本植樹することにしました。植樹をするためには30cm四方の穴を掘る必要があり、この作業は先日16日の中1きずきの森保全作業の際に中学1年生が準備をしてくれています。この穴をまず整えるのですが、岩盤が硬く、岩にあたってしまうこともままあり、せっかく準備した穴を生かせないケースもでてしまいました。穴が掘れたところで、腐葉土を入れ、苗木を入れ、また土と腐葉土を入れ、足で踏み込んで隙間をなくします。少し土を盛って、真ん中を窪ませ水鉢を作って、そこにたっぷりと水をやりました。水タンクを運ぶのも、穴を掘るのも、土を運ぶのも一つ一つが大変力のいる作業でしたが、西武造園さんときずな会のみなさんのアドバイスを聞きながら、一所懸命に作業を進めて、約2時間半ほどで植樹を終えることができました。自分たちで植えた木、成長が楽しみです。植樹をすることによって、きずきの森の地盤の様子もよくわかりました。ハリエンジュの根、岩、などが邪魔をして樹木が下に根を深く伸ばしていくのが難しい土地でした。以前ゴルフ場になっていた時に、土を削って赤土を敷いたためこのような地面になっているとのこと、理由を聞いて、また一つ森のことを学ぶことができました。植樹ゾーンには環境大使植樹記念のプレートも設置し、これでいつでも木の様子を見に来ることができます。
植樹の後は、きずな会のみなさんとの交流会を兼ねた昼食会です。やきそば・ゆでたまご・ゆでじゃがいも・わかめスープ・ぜんざい・やきいも★きずな会のみなさんと一緒にたくさんの料理を作りました。炭火と石釜を使って外で食べるご飯はとってもおいしかったです。
昼食後はチェーンソーアートの見学と、木工体験。きずな会の基地にあるたくさんのチェーンソーアートの作者の方に実演をしていただきました。丸太を半分に切ったものが材料になります。今回はクマが穴にはまってジタバタしているところ・・を切り株から掘り出していただきました。みるみるクマが木から浮かび上がって、色つけまでしてもほんのわずかの時間!すばらしい作品作りをみせていただきました。このクマは最後にHIBARIと名前をチェーンソーで(!!)入れていただいて、プレゼントしていただきました。また展示しますので皆さんも見てくださいね。
その後大使バッチを作りました。丸太をスライスして穴を開けた素材にハンダで名前を焼きいれて、焼印を付けて完成!簡単なものを想像していたのですが、大使のみなさんの作品の完成度の高さにびっくり。各自とても素敵なバッチを作ることができました。ぜひ来年度も大使になってこのバッチを付けて作業をしてくださいね。
本日は盛りだくさんの長い一日でしたが、みんな最後までよく頑張っていました。
1年間の作業、おつかれさまでした。
きずき会の皆様をはじめご支援いただいたみなさまありがとうございました。心より御礼申し上げます。
来年度もがんばりましょう!