環境大使 丹波篠山畑作体験
10月18日、担当教員と環境大使、ご家族で丹波篠山辻営農生産組合青野様の畑へ行ってきました。今回は春に植え付けをさせていただいた「丹波篠山黒大豆」の収穫体験です。前回9月にお邪魔をさせていただいた時には黒豆のサヤを確認しましたが、今日はぷっくりとふくらんだ黒豆に再会できました。今日の日を待ち望んでいた大使達、早速作業を開始です。
まず、青野さんに「丹波篠山黒大豆」の歴史と、なぜこれほどまでに「丹波篠山黒大豆」が珍重さているのか、背景についてお話をいただきました。
その後、黒豆の収穫をするチームと、収穫した黒豆の葉取り作業をするチームに分かれて体験を行いました。大きな太い枝豆の茎を断ち切る作業はなかなかの力仕事で、高校生が中学生について一緒にがんばってくれました。小山のようにあった黒豆も、人数の力で市場に出せる状態にすることができました。「丹波篠山黒大豆」への信用に関わる!ということで、購入する人の気持になって、余分な茎は除き、葉を取り、発育の悪い豆は取り外していきました。丹精込めた大切な作物を触っているという実感もあったことでしょう。
手作りのケーキをいただき、作業後は畑前の気持ちのいい場所でお昼を取りました。昼食後は芋掘りも体験させていただきました。クワを使うのは、力自慢の高校男子でも難しく、青野さんにクワを入れる角度や場所、力の入れ方などコツを教えていただいて、大きなお芋を掘ることができました。
大切な黒豆とさつまいもをお土産にいただき、元気いっぱいに最後まで活動ができました。お世話になりましたご家族の皆様、青野様、厚く御礼申し上げます。感謝の気持ちを忘れずこれからもがんばりましょう。
春に植えた黒豆。こんなに成長しています!
青野さんにお話を聞く 収穫
高校生が付き添って作業します 収穫後は台車で運びます
次は葉取り作業 丁寧に葉を取ります
取った葉は肥料に使います 手作りケーキで一休み
外で食べるお弁当のおいしさ! 芋掘りもしました
ゴロゴロ出てきて楽しい! たくさん掘れました
充実の一日になりました
以下大使感想
・枝豆の葉を取り除き、豆のないサヤなどを選別した。今回収穫した枝豆は、丹波の大豆でも一番普及している「波部黒大豆」で、波部というところは明智光秀に関係のある土地です。丹波篠山の大名だった青山氏は後に徳川家光の重臣になったということ。歴史が好きなので青野さんのお話が楽しかった。青山氏のことは知っていたけど、ここを治めていたとは知らなかった!
・3回めなので、以前より手際よく作業できました。
・切り落とした葉も畑に持って行って、燃やしてから肥料にすると知った。
・葉を切り落とすだけでもなかなか体力を使ったので、しんどかったです。これを毎日この時期にやっている農家さんは大変だったことが実感できました。初めての農業体験だったのでいい経験になりました。
・青野さんや先生たちの話をもっとよく聞けば、手際よく活動ができたと思うので、次に活かしたい。
・最初の方は、豆も含めて切り落としてしまったりして上手くできなかった。だんだん慣れてきてできるようになった。
・クワの使い方が難しかったです。手前に引くのではなく、前に押すような感じで土を起こす・・というのがなかなか理解できなかった。
・生産者の方は消費者の私達が少しでも得になるように枝を最小限におさえていると知った。今回はあまり体力は使わなかったけど、この枝はいるのか、どこで分けるか、ばらすか、を考えるので頭を使った。
・黒豆の葉を1つずつ切るのがとても大変だったけど、楽しかったです。農家の方は一年中大変なんだなと思いました。
・黒豆の枝切はとても楽しかった!さつまいもを掘るときに、土中にいっぱい虫がいてびっくりした!
・芋に傷をつけないように収穫するのが大変だった。
・さつまいもが面白かったので、家で育ててみようと思った。春に自分が植えた黒豆がなってて嬉しかった!
・生産する側の人は常に消費する側としての目線を大切にしていることがわかった。
・黒豆を収穫するとき茎が固くてびっくりした。
・黒豆があんなにたくさん収穫されていること、また、その葉取り作業は少人数でしていると聞いて驚いた。篠山のPRで「やめられない、とまらない、丹波の黒豆!」のキャッチフレーズが面白かった。
・クワを寝かして、土に垂直に入れる!工具の使い方をもう少しきっちりと理解したい。
・春に植えたあの小さな苗が、あんなに大きくなるなんて驚いた。
・黒豆は大切に育てられていて、大変貴重で、また、高価である。納得。