茶道部 Summer Workshop 2018!
この時期の告天舎は、こんな感じです。
外はあんなに暑いはずなのに、中から見ると、この美しさ。緑とは、こんなに豊かな明るさだったのですね。
さてさて、茶道部の今年の夏は忙しい。今週末は宝塚市内の高校4校をお招きして合同茶会を主催。そして来週は京都府和束町まで遠征して中学お茶サミットに参加。という訳で、こうして中学生たちは空き時間には膝をつき合わせてサミットでの学校紹介を準備しています。
とはいえ、もちろん一番大事なのは、お点前の練習です。動きを確認し、どうすれば綺麗に見えるかを考えて、ああでもない。こうでもない。と思い巡らせる時間があるのが夏休み中のwork-shopのいいところです。ああだこうだと話しているうちに部員同士の距離が縮まって、昼休みには、こんな表情がみられます。決して今日以前はギスギスしていた、ということはないのですが、でもやっぱり同じ時間をゆっくり過ごすことには「同じ釜の飯を食う」のに似た力があるように思います。
さて午後は、まず浴衣です。そもそもお茶会の正式な衣装としてはカジュアルすぎる浴衣ですが、和服でのお点前の入り口としては「あり」と考えて、例えば文化祭にも浴衣で臨む部員がほとんどになってきました。となると、次は着こなしです。胸元や腰回りがグダグダしてしまうと、途端にだらしなく見えてしまう。気崩れしないようにするには、これもまた練習と慣れしかありません。今日はたっぷり時間をかけて、浴衣を上手に着るための基本を繰り返し練習しました。
できあがりを、敢えて後ろ姿でご披露しましょう。どうですか?素敵でしょう?
ピカピカのteenagersだからこそ、背中で自分を語れる人に育ってほしいと願います。最後の写真は、しっかり作っておくと、パッとつけられて、ぱあっと華やかな、ハイビスカスの帯の練習風景です。