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カナダ研修4日目

カナダ研修も4日目となりました。午前は肌寒く、風が強い天候でしたが、午後からは太陽の日差しが厳しくなってきました。天気の変化がとても激しいことがこのPEIの大きな特徴です。一日のうちで、夏と冬の気候を体感できます。

本日の英語レッスンでは、ポストカードの書き方を学びました。英語で手紙を書くことは初めてなので、苦労している人が多かったですが、カナダでの体験や印象に残ったことを一生懸命英語で表現していました。ラブレターフロムカナダが届くのを是非楽しみにしていてくださいね!

本日はPEIサッカーチームとの親善試合があるため、英語レッスンはいつもの半分の時間で終了しました。PEIチーム20名と雲雀丘チーム52名を混ぜて、6グループにわけ、試合を行いました。広い野原で風が強い中、3試合が始まりました。最初はPEIメンバー、雲雀メンバーともにやや緊張している様子でしたが、すぐに白熱試合となり、ゴールの瞬間には大きな歓声が上がりました。試合終了後は、雲雀丘メンバーからPEIメンバーに、ボールペン、PEIメンバーから雲雀丘メンバーにピンバッチが贈られ、互いに握手を交わしました。両メンバーには最初の緊張した雰囲気はもはやなく、一緒に試合を戦った連帯感が生まれていました。スポーツは言語の壁を超えることをまさに実感しました。

サッカーの後は、バスでグリーンゲイブルズの赤毛のアンの家に向かいました。緑溢れる野原の中にアンの小さな家はありました。緑の切妻屋根が大きな特徴の、伝統のあるビクトリアンスタイルのこの家は、決して派手ではありませんが、大きな存在感をたたえています。家の中は、複数の寝室、台所、ミシン部屋などがありました。ローヤルカラーを中心とした、落ち着いた色調の木材でビクトリアンスタイルの伝統的な室内風景です。チェックや花柄などの愛らしいファブリックが満載のインテリアはまさに映画の赤毛のアンの世界を彷彿とさせます。可愛い!と歓声をあげている人もいました。

アンの家の周りには美しい自然が溢れています。澄み切った青空には、白い大きな雲が浮かび、太陽の光がさんさんと降り注ぎます。そして、果てしなき緑の野原。白が基調で緑の屋根のアンの家はこれらの自然の中に美しく溶け込んでいます。アンの家の周りには林の小道を通ると、緑のトンネルに白くやわらかな光が注ぎ込み、川のせせらぎが聞こえます。ここに来ると日常生活の喧騒も忘れそうになりました。

アンの家の近くには、アンの作者、モンゴメリが眠るお墓があります。モンゴメリのお墓にお参りした後、バスはショッピングセンターに向かいました。ショッピングセンターではお土産を探して回りました。それぞれ思い思いのお土産を購入した後、バスはシャーロットタウンのロイヤルカナダリージョンへと戻っていきます。ホストファミリーに迎えに来てもらい、今日の活動は終了となります。ホストファミリーに、お土産話がたくさんできる日になったのではないでしょうか。明日も元気に頑張りましょう!