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卒業生が訪問

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 昨年度卒業されたDさんとFさん。大学生活についてお話してくれました。
 指定校推薦で進学したDさん。関西学院大学の文学部で心理学を専攻しています。彼女は、高3のこの時期、指定校推薦枠の表を見て、まさに自分が学びたいと思っている関西学院大学の心理学があるのを見つけ、校内出願し、校内選考、そして入試を経て、晴れて進学が決まりました。
 合格後は、進学予定先の当時2回生だった先輩に、心理学関係の本を紹介してもらって読んだり、興味のある英文にふれるなど、充実した生活ができたそうです。
 入学前から「研究室がすごい!」と聞いていましたが、実際「すごい!」そうです。何がすごいって、研究設備がすごい! 例えば、人間の視界を、眼球の形になったスクリーンに入って体験するとか、記憶についての実験とか、「大きさは違うが重さは同じ」を体験するとか…。これらは、4回生の卒論の被験者として受けて、色んな質問事項に答えるというものだそうです。
 Fさんは、一般入試一本で関西学院大学法学部法学科に合格しました。高3の秋まで国公立をねらっていて、理数系にも力を入れていましたが、オープンキャンパスに行ったり(関学しか行かなかったそうですが)、情報として、Law Schoolが充実しているということ等を聞いて、関学受験を決めました。Ⅰ類クラスに所属していたので、クラスのムードは最後まで緊張していてよかったようです。それでも、少しは焦りも感じ、「落ちるわけにはいかん!」と思っていたそうです。
 現在、大学では実務的な講義が充実しているのだそうです。刑法、民法、憲法の初歩を学んでいますが、講義者は現職の弁護士などで、自分の経験や、ある事件を取り上げての適応について等、かなり興味のツボをくすぐっているようです。
 2人も違った入試方法で入学しましたが、彼女たちの周りには、3浪して入った人や、社会人、定年をむかえられたであろう年配の方等、本当に色んな経験を持った人がいます。そんな彼ら・彼女たちから、学ぶことに対する執念や、意志の強さ、そしてやはり人生の先輩として多くのことを学び、多くのことに気づかされるんだそうです。2人の今後が楽しみです。
 Dさん、Fさん、楽しいお話をありがとう。また遊びに来てくださいね。