国公立大前期試験 合格発表
2月25・26日に実施された前期試験の合格発表は、3月1日から順次行われています。京阪神の国公立大学の合格発表は、京都大学を残し、今日ですべて終了しました。明日3月10日は東京大学・京都大学を含む7大学の発表があり、最終の13日の東京芸術大学で、約160校の国公立大学の前期合格発表が終了します。
合格発表というと、大学本学での掲示発表が一昔前の光景でしたが、もちろんそれも従来通り行われていますが、現在では私立大学をはじめ、各大学のホームページに合格者の受験番号が掲示されています。アクセスが殺到するために、なかなか確認できないこともあります。受験生は近くの大学であれば、ホームペ-ジ上で合格を確かめてから、掲示を見に行ったりしているようです。
新課程2年目の今年は、平均点も下がり、京都大学が後期募集を停止したこともあって、動向のつかみにくい前期出願でした。センター試験後、自己採点したものを予備校などが集計し、合格可能性がはじきだされ、それを参考にしながら各自が志望校へ出願しました。しかし、なかなか読めません。30年前、私が教職に就いたとき、先輩の先生が「試験は水物なのよ」といわれましたが、まさに実感です。D判定で見事ひっくり返した生徒もいますし、B判定で涙をのんだ生徒もいます。合格不合格悲喜こもごもです。
前期試験、残念だった皆さん、まだ終わってはいません。ここで弱気になってはいけません。後期試験に向けて気持ちを切り換えましょう。3月12日の試験まであと2日です。国公立大学をめざして、「5教科7科目」でせっかく積み上げてきたのですから、もうひと踏ん張りがんばってください。