難関私立大でも
今春の入試では,昨年度に比べ現役比率が非常に高くなっているのが大きな特徴です。例えば,難関私立大(早慶上智・明治・青山・立教・中央・法政・同志社・立命・関学・関大)合格者総数に占める現役合格者数の割合は 84.4%と昨年より0.3ポイント下がっていますが,在籍者数に対する割合で見てみると,逆に71.9%,3.5ポイント高くなっています。そもそも,浪人生の数自体が減ってきていますので,浪人生による合格者数そのものが小さくなりつつあります。今回は,その減少分を現役生で補い上乗せした成果だと言えるでしょう。