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センター試験に向けて~国語編~

20071204.jpg「センター国語」といっても,「現代文」「古文」「漢文」があり,現代文はさらに「論説文」と「物語文」に別れていますので,対策はそれぞれで違ってきます。高3諸君はそれぞれの分野ごとの対策本を持っているでしょうから,具体的な勉強法はそれぞれの本で確認してください。
 しかし,中には,やってもなかなか点が上がらないので,国語を放って他の教科に時間を回す人がいますが,それは危険です。放っておけばますます悪くなるばかりで,折角出ようとする芽を摘んでしまうことになります。古文・漢文・現代文,それぞれに詰めていけば確実に点に結びく要素を持っていますので,あきらめず是非やってください。
① 現代文
論説文:やればやるだけ点に結びつく分野です。ただし,なかなか点が上がらないという人は,たいてい,問題集や過去問の解説を読んでわかったつもりになっただけで終わってしまっています。実際に論理を使って練習したことがないんですね。これから作文するほどの時間はありませんので,使った問題集をもう一度,ただし,今度は解説を読んでからやってください。
物語文:過去問をやって傾向をつかむことです。それで十分対策になります。
② 古文
文法と単語を完全制覇することですね。点が出ない人には,ここがユルイ場合が多い。同じ日本語だから,侮ってしまうのでしょう。読めば何となくわかるからいいやと済ませてしまうからでしょうね。教科書や問題集に出ている作品で,読んでわからない単語や文法は必ずチェック!
ここはマメな作業ですが,これをやらなければなかなか点数が現れてこない。
③ 漢文
 センターで8割,9割をねらう人は,漢文から解いていくといいでしょう。しかも10分ぐらいで。過去問もすでに済ませているでしょうから傾向も把握しているはずです。ひょっとしたら満点も夢ではありません。
 一方,6割~7割で止まっている人は,漢文こそ高得点がねらえます。憶える文法や単語は古文に比べたら少ないので,時間をかければそれだけ点数に結びつきやすいからです。まずは文法をしっかりと確実に。実戦演習問題などで実際に使ってみて自分のものにしてください。