読書をしよう
古代中国に孟嘗君(もうしょうくん)と呼ばれた英雄が活躍しました。5月5日に生まれた彼は、当時の迷信のために、父親に殺されそうになりましたので、隠れて育てられました。後に父親にも認められ、多くの有能な人々にも信頼され、あちこちの国の宰相にもなり、鶏鳴狗盗の語源にもなった人物でした。幼少期に辛く苦しい思いをしましたが、それをバネに人間的に成長していくさまを、宮城谷昌光という作家が小説化しています。
人が人間的に成長するには、多くの体験をするのが早道です。色々な体験の中で失敗したり苦しんだりして成長します。しかし、私達にはいろいろな制約があってなかなか出来ません。それを補う方法として読書があります。豊かな人間には魅力があり、人を引きつけます。自分を磨くためにも読書をしましょう。