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国立初の観光学部

先日、和歌山大学から観光学部の説明に一人の教授が来校された。国立大学初の観光学部が誕生した、その中味の説明である。
その教授は元本校の物理の先生をしておられた方で、専門は天文学。その後、各地の天文台に勤めたり、天文台長をされたあと、和歌山大学の教授になられたのだという。本校職員の中にもその教授を覚えている人がかなりあるようだ。
名刺を拝見すると「観光学部地域再生学科・教授」で「学生自主創造科学センター・センター長」をされている。
そこで疑問が頭をもたげた。天文学と観光学部とどんな関係があるというのだ。
もの怖じしない私はそのことをストレートに質問してみた。
すると、「宇宙観光も視野にいれてます」とのこと。
この回答、本気なのか、どうなのか。一瞬判断に困って教授の顔をみたが、どうもジョークではなさそうだった。
そんな時代になってきたのだ。確かに。かつてアーサー・C・クラークが「2001年宇宙の旅」の中で書いていたようなことが、現実になりつつある。我々が恒常的に受けている地球の重力を遠心力で代替するような試みが宇宙観光では本当に行われるのかも知れない。
さて、和歌山大学の資料をいただきました。進路指導室にありますから、興味のある人はどうぞ。