« 進路指導室にようこそ | メイン | 21年度のキャリア教育 »

高大連携講座

 高校生が大学での学びの実際に接することで進路選択に役立てたり、学問や勉強に対する刺激を得たりすることをその主な目的として、高大連携授業が行われています。その形態は、高校生がその大学へ行くもの、本校の施設を用いてコンピューターでの会話やテレビ電話のような形で授業を進めるものの2種類があります。また対象としては、高校生だけを対象として大学の先生が教えるものと、大学生を対象とした普通の授業に高校生が参加するものとの2種類があります。平成21年度も本校が提携を結んでいる慶應義塾大学・大阪大学・立命館大学・関西学院大学・大手前大学との高大連携講座に参加します。
 大阪大学・立命館大学・関西学院大学は、3月に申し込み期間が終了し、講義がスタートしています。本日、大手前大学の案内と申し込み用紙を高校2年生・3年生に配付しました。奮って参加してほしいです。
 
昨年度、「高大連携講座」に参加した生徒たちの感想を一部紹介します。
大阪大学「極限条件下での物性科学」を受けて
私にとって、この高大連携講座は自分の進路を決める上で重要なファクターとなると同時に、非常にインスパイアされるものでもあり、とても有用であったと思います。特に、自分の進路を決めかねている人はもちろん、大学受験そのものに意義が見出せないような人は、一度受けてみると良いでしょう。
 この講座の利点としては、一つに、現役大学生とのコニュニケーションや実際の大学生活の一端を通じて、大学とはどのような場所かを知ることができることです。 現役大学生と話をすれば受験に関するアドバイスも受けられ、その点でも非常に有用です。
また、もう一つの利点としては、日頃受けられない高度な授業が受けられる点です。高度とは言っても難解な呪文のような言葉をただ羅列するのではなく、高校生にも分かるような説明をしていただけるので理解することは充分に可能であると言えます。

立命館大学 情報理工学部  高大連携講座を受けて
 私は、コピューターの知識を増やしたいと思ったので、この講座を受けることにしました。初めは軽い気持ちで受けていたのですが、回数を重ねるたびに楽しくなり、最後まで続けようという気になりました。
 正直、一回講義を受けただけで理解できる程簡単なものではありませんでした。授業の後、配信される動画を見て、家で復習をしていました。プレ大学生って感じでした。課題をするのにも、授業で学んだ事以外に自分で学習しなければならない事がたくさんありました。そうしないとついて行けないという危機感を味わったことも勉強になり、その後の受験でも役立ったと思います。
新たな知識を吸収できたこと、また、スクーリングの時、周りの子と切磋琢磨できたことは本当に良かったと思います。
とにかく、色んなことに挑戦してみることは大事だなと感じました。
P4080001.jpg