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高校1年2年 最先端実験科学教室(サントリー生物有機科学研究所)その1

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 サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所のご協力で企画しました「最先端実験科学教室」に、高校1年生2年生の有志30名が参加しました。
 サントリー生命科学財団 生物有機科学研究所は、本学園の第2代理事長である佐治敬三氏によって1946年2月に当時の大阪大学理学部小竹無二雄教授を理事長に迎えて財団法人食品化学研究所として発足したそうです。終戦直後、「これからの日本は学問や文化を通じて、世界の平和と繁栄に貢献していくべき」という考えのもとに創立されました。
 生物有機科学研究所HPの「創立者のことば」を見ますと、小竹無二雄氏は、世界的な有機化学の権威者で佐治氏の恩師でもあったそうです。
小竹氏は学生である佐治氏に、
  『常に、"何か新しいこと"(エトバス ノイエス)に挑戦しろ』
といつも教えてれらたそうです。その精神は研究所に受け継がれて、
  「生命の輝きをめざし、日々に新たに」
という佐治敬三氏のことばとして大切にされています。

 実は、「日々に新たに」ということばは本学園の創設以来のことばの中にもみつけることができます。創立の精神とともに掲げられている「学園の姿」の中に、
  「明朗で自主的な生徒 研究的な教師 協力的な両親 が、和やかな一つの家庭を形造り、日々に新たに、日々に成長しつつある学園である。」
と謳われています。
 学園はあるべき姿を創設者たちが残したものと思いますが、創設者を同じくする本学園と研究所でそれぞれの精神として一つの言葉があることをしみじみと思いました。