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中学1年 進路学習 ~創立の精神に学ぶ~その2

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 創立の精神の根本義とされる「孝道」について、中国儒教の書物「孝経」の最初の章「開宗明義章」に書かれている内容を話しました。それは「身体髪膚 これを父母に受く 敢えて毀傷せざるは 孝の始めなり」、また、「身を立て 道を行い 名を後世に揚げ もって父母を顕わすは 孝の終りなり。」ということばで表されています。
 「髪の毛一本、皮一枚まで体は両親から与えられたもの。それを傷つけないようにすることが孝道のはじめ」という教えで、更にそれは「自分を大切にするように、他人も大切にしなければいけません」ということにつながります。また、「自立して道徳的な行いをし、社会のために働いて世に名を上げることで、ご両親もきっと立派な方だろうといわれることが孝道の最高の姿である。」と言っています。
 本校の創立の精神は、このように親を想う心を根本として、社会に対して尽力しようとする精神であり、社会に役立つ人になってほしいという強い願いが込められています。進路学習(キャリア教育)の最初に、土台となる「人としての物の考え方」を学び、また、先人たちの沢山の偉業を読んでほしいと思っています。