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高大連携講座-大阪大学-

大阪大学高大連携講座感想文

「発明・発見??」を受講して

 2、3回休みましたがそれ以外は半年間大学にほぼ毎回週1で通いました。大変な時もありましたが、それ以上に得たものがとても多く終わった今受講する前よりいろいろな成長をすることができました。
まず学校とは全く違う場所で授業を受けるのは毎日の生活にちょっとした楽しい変化を与えてくれましたし、なによりいつも新鮮な気持ちで受講することができました。授業も高校で受けるものとは上から下まで全く違います。高校では先生が主に話します。しかしこの講座に関しては先生より生徒の方が話します。自分たちのグループで発明したいものについてたくさんのディスカッションやブレストや実験を重ねなければいけないからです。教授が奇抜なこれからのアイデアを言ったりアドバイスしてくれたりすることがありますがそれ以外はほとんど生徒です。もちろん予定も生徒が決めます。また前でプレゼンする機会がやたらと多く苦労しましたが、大学生のプレゼンからいろいろ学べたし自分自身も少しは上手くなったと思います。プレゼン以外での自分の意見を言うとき-質問タイムやディスカッション中-などたくさんの場面で役に立ちました。今までの話からうすうすわかると思いますが、自分の作りたいものへの意欲、きちんとした意見、話術、前で余裕をもって話せる度胸などたくさんのものが要求されます。それ以外にものを考える際には頭の柔軟性、こだわり執着してやるくらいの気合いや思い入れ、商品化してからの売れ行きを見通し綿密に計画を立てられる計画性、独創性、芸術性などを要求され学んだことは数知れないです。こうやって週1の講座は何かと忙しい中苦労しつつあっという間に過ぎていきました。一番嬉しかったのは最後に私たちの班がプレゼン1位だったことです。酷評だったので言われたときは信じられませんでした。同時にこの頃にはすっかり阪大生気分だったのでこれでもう来ないのかと寂しくもありました。
高大連携講座は授業だけでなくキャンパスの日常、大学生の会話からのぞくリアルな大学生活などを知ることができその大学をよく知るのにもぴったりだと思います。大学への憧れがより強まりました。今回の意外な発見は大学生って思っている以上に私たちとかけ離れた存在ではないということです。正直行く前は1人おいていかれるのではと緊張していましたが、ついていけました。でもさすがと思うような場面は数多くあり頼もしい先輩達でこんな人たちになりたいなと思えました。
高2女子