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合格祈願

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高校3年生は、55期生の進路実現・志望校合格を願って北野天満宮に参拝いたしました。
秋の校外学習で、北野天満宮にお参りすることが近年の恒例行事となりつつあります。

北野天満宮
ご祭神 菅原道真公
相殿  中将殿
     吉祥女

 北野天満宮は、菅原道真公(天神さま)をお祀りした全国の天満宮の代表的な神社であり、国を鎮める守る神として、平安時代中頃少女の巫女多治比文子らによって北野の里右近馬場に道真公(以下菅公と記します)の御霊をお祀りしたのがその始まりとされています。
 菅公は「和魂漢才」の精神を以って学問に励まされ、幼いころから発揮された文才と学識をもって、朝廷の官僚として活躍されました。
「和魂漢才」とは、外国つまり当時我が国が手本とした中国の優れた文化を学びまた摂り入れても、日本人としての大和心は忘れてはならないという心がまえのことです。菅公の御霊が天神さまとして祀られて後、永延元年(九八九)一条天皇により初めて勅祭(天皇の命令によって行われる祭)がとり行われ「北野天満宮天神」のご神号が与えられました。
 寛弘元年(一〇〇四)一条天皇の行幸を初めとして代々皇室のご崇敬が篤く、また江戸時代にはこどもたちの精神的な柱として全国の寺子屋に菅公のご分霊が祀られたり、そのご肖像が掲げられるなど天神さまとして親しまれ、学問の神様としての信仰は現代にまで受け継がれています。
                      北野天満宮発行の宝物殿パンフレットより