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大学入試にTOEFL導入へ

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 大学入試の英語が、数年後に様変わりするかもしれない。文部科学省が、2017年までの実施を目指す「大学改革実行プラン」を発表し、入試改革の中で、英語検定試験「TOEFL」の活用促進を図ると表明した。具体的な導入内容や方法はこれから議論するということだが、東京大学などの大学院ですでに実施されているように、英語試験を廃止してTOEFLのスコアで選考を行ったり、早稲田大学政治経済学部や筑波大学医学科のようにAO入試に用いたり、通常の募集枠とは別のTOEFL枠を設置することも考えられる。
 TOEFLは主に英語圏の高等教育機関が、英語を母国語としない人々のために開発されたもので、英語で大学レベルの授業に参加できる力を問うものになっている。読む、書く、聞く、以外に、英語で聞かれたことを英語で答える力が必要となる。
 今後、大学入試でTOEFLが利用されるようになると、高校の英語教育も様変わりするかもしれない。英語以外の教科でも、アカデミックな内容を英語で教えることが求められるようになる時代も、近い将来訪れるだろう。そうすれば、日本の学生の留学も増加し、国際企業での就職にも負けなくなるだろう。