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2014年02月28日

56期の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

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56期の皆さんへ
 ご卒業、おめでとうございます。皆さんの学年は、本校で一貫コースをつくった最初の学年です。
それは、とりもなおさず、本校の命運を握る一期生でもあるのです。
私がこの学校に赴任して、高校1年生から高校3年生までの3年間、一部の生徒だけでしたが、教え続ける事ができた初めての学年でもあります。ですから、それだけ、思い入れも強く、厳しい言葉も言ったと思いますが、皆さんの明るい笑顔と友達同士の暖かい強い絆で、一人一人が3年間を通して成長されていることを、心より嬉しく思います。
 他人のことを思いやる優しさは、雲雀丘学園の孝道の精神につながります。
これからの人生の中で、苦しいこと、辛いこともあると思いますが、皆さんにはすばらしい友人がいます。
そして、かけがえのない、皆さんを心から愛してくださっている担任の先生方と学年の先生がいらっしゃいます。一人ではありません。そして、変な生物教員の私もいます。
困ったとき、悩んだときはいつでも、”Help me !” って 来てください。
天の風になってでも、あなた方を守りにいきます。 Ohmori (おほもり)は、一本 横につっかえ棒が付いた「おまもり」と思ってください。
おめでとう。皆さんに幸多きことを祈ります。
                                     大森茂樹

2014年02月26日

PTA総会(進路講演)

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 2月26日のPTA総会において進路指導部の今年1年の取り組みについて報告させていただきました。
目標
・生徒一人一人を大切にし、進路実現を目指す幅広い学力層に対応し、生徒の志望を実現するための仕掛けをつくる。
(キャリア教育、1day college、夢ナビ、模試、進路講演会、卒業生講演、大学見学、教員進路指導検討会)
・社会に役立つ人物の育成が主眼。そのために「学ぶ基礎」(人間力)を育てる。
  (全員センター試験受験とセンター対策で基礎固め)
・東京大学、京阪神大学、国公立医学科の希望者にも対応。
  (添削指導、23年度入試の採点、直前模試作成・添削)
・在籍者の半数が国公立大学進学志望になってきたので、それを実現する。(授業外・休暇中講習、センター対策・二次対策)
・私立大学の指定校推薦、私立・国公立大学のAO入試、公募制推薦などにも対応。
  (志望理由書、 面接、 小論文指導)

このような取り組みによって毎年国公立大学の合格者数を増やしています。
今年の入試結果については、国公立大学の前期・中期・後期が修了するごとに報告していきます。

2014年02月25日

中1「探究」講演会

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中1の「探究」の授業で進路指導部の国語科教諭による講演会が行われました。
子供から大人に変化してくために心身ともに様々な悩みに葛藤する時期を迎えようとしている青少年・少女にとってとても意味深い話をしていただきました。

講義内容

「わたし」はどこにいる?  
今、ここにいる「わたし」は、本当の「わたし」でしょうか。
家族の中にいた幼い「わたし」が、幼稚園や、小学校に行くようになって変わるように、
人は、それぞれの場所、ステージでいろいろな顔をもつようになります。
そう考えれば、中学一年の君たちにとって、高校や大学、社会での「わたし」もまた、
新しい「学び」や、今とは違う人との出会いの中で、今とは違うものになってくるのです。
つまり、今の「わたし」は仮のものであり、次の「わたし」の準備段階に過ぎないとも言えるのです。
次の「わたし」の飛躍のためにも、いろいろな人との出会いや「学び」を大切にして、
自らを耕すことが必要なのはそういうことだ思います。

2014年02月24日

サントリー先端科学実験教室2014 募集締め切り。

先週で、「サントリーの先端科学実験教室2014」の参加希望を締め切りました。
希望者は 高校1年生18名、高校2年生11名、高校3年生(今春の卒業生)1名の合わせて、30名です。
最大定員、ちょうどです。
それに、ひょっとすると、飛び入りでもう一人高校3年生が、大学受験結果報告も兼ねて参加するかもわかりません。
サントリー生物有機科学研究所の皆さんに、是非会ってお礼が言いたいと言っています。
高校3年生がこの春の実験教室に参加するのは初めてで、その上、もう一人加わると、高校3年生二人で、後輩の指導に当たってくれるのではないかと期待しています。
参加する後輩の諸君も、必ずや先輩からエネルギーをもらえると思います。
引率する私も、今から楽しみです。
3月14日に、サントリーの研究所に行きますが、その前の3月7日(金)、学年末考査最終日の放課後、生物教室で、事前勉強会を行います。
40分程度です。そのときに、集合場所、持ち物の連絡の他、実験当日に着る白衣も渡します。
この実験教室に参加した生徒の内、一人でも多くの生徒が、研究所の方々の知性とお人柄に触れ、本物から学ぶことのすばらしさを感じてくれることを願っています。

2014年02月23日

国公立2次対策講座(英語)

国公立二次試験に向けて
講習内容は,神戸大学以上の志望者対象の講座とそれ以外の大学志望者に分けて,主に長文問題の読解演習をしています。ただし,国公立の長文問題は大学に関わらずそれなりの水準の英文が使われており,大学を問わず読解することはそれなりに価値があることは知っておいてください。東大の問題が極端に難しくて,偏差値はそれほどでもない某大学の問題が易しい英文であるというものではありません。(東大の問題は良問が多いと思いますので,志望校に関わらず勉強になると思います。余裕があればやってみてください。)
 今必要なことは,志望校の過去問をみてその傾向を知り(これはもうできてるとは思いますが),必要な対策をとる(自分で)ことです。語彙力がまだまだ不足している人が多いと思います。まだ時間がありますから,隙間の時間を埋めるように語彙力増加の努力はしてください(自分でやるしかない)。次に,長文読解の対策として過去問はできるだけたくさんやってください。10年分,20年分やりつくしたら同じ傾向の他の大学の問題をやればよろしい。英語を読解するという点では大学に区別はありません。作文については,大学によって出題の形式が様々ですから,これも過去問を徹底的に練習してください(自分で答案を作るということ)。自分の答案は良し悪しが自分では判定できないと思いますので,先生に添削してもらってください。添削を受けていく中で必ず作文力は向上していくはずです。もちろん基本例文の暗誦は必要です。基本的に英作文は,英借文ですから,基本例文を数多く覚えていることは必要条件です。
以上,今必要なことは,講座に依存するのではなく,自分で,自分のペースでできるだけたくさんの問題を解くことです。
Good Luck!

2014年02月21日

国公立大学2次対策講座(社会)

日本史分野  
 志望大学に応じて論述問題を中心に個別指導しています。

世界史分野  
 志望大学に応じて論述問題を解かせています。例えば、阪大外国学部の論述問題は、モノ・ヒト・カネの流通などの社会史や中央アジアの歴史・文字の歴史など独特な出題をします。とにかく、論述することで今、持っている知識を確認し、問題で聞かれていることを的確に書ける練習をしています。

地理分野   
 地理の国立2次対策では、志望大学の入試過去問だけでなく、志望大学の実践模試の過去問や、傾向の似た入試過去問に取り組んでいます。
実践模試の過去問は、採点まで行い、点数や偏差値を算出し、自分の実力を確認しています。
入試直前には、苦手分野の論述を重点的に行います。

2014年02月20日

国立大学2次対策(化学)

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難関は阪大、東北、北海道、京大、東大の問題を基に、ポイントを説明し、最近の模試の問題で演習しています。
標準は神戸、大阪市大、地方国立大学の問題を基に、ポイントを説明し、化学重要問題集の問題で演習しています。

2014年02月17日

2次対策講座(物理)

難関)旧帝大と慶応、早稲田の過去問から構成されている駿台文庫の物理 理系問題上級編を毎時2問(力学、熱・波動、電磁気)の順で解説しながら問題文からの解法のヒントを得るポイントや数式変形からの理論展開を練習しています。
 国公立)国公立大を中心とした過去問から構成されている駿台文庫の物理 理系問題標準編を毎時3問(力学、熱・波動、電磁気)の順で解説しながら理論や公式の活用ポイントを折り込んで個別試験対策を行っています。
 私大)受講者の受験大学の過去問を選び基礎から復習を含めて各大学の入試問題を分析していました。今後は、国公立大志願者の過去問対策講座へと変化していきます。

2014年02月15日

国公立大学 AO,公募制推薦入試合格者数のお知らせ

2月14日までで、国公立大学のAO入試や公募制推薦の合否発表が終わりました。
今年は、現役生が12名、一浪生が1名、合格しました。これは、本校始まって以来の快挙です。
その内訳も、前回お知らせした 広島大学医学科を始め、九州大学、神戸大学、鳥取大学、徳島大学、香川大学、富山大学、京都教育大学、室蘭工業大学、大阪府立大学、大阪市立大学などです。
高校3年生の先生方や進路指導の先生だけでなく、他の学年の先生方もが協力して生徒一人一人に対して、志望理由書、小論文、面接指導等をして戴いた結果です。
 本校が実施している「本物からの学び」でやる気スイッチが入り、そして、教職員が一丸となって協力し、生徒一人一人の個性、強みを生かす指導が行われてきた結果です。
 残念ながら、AO入試や公募制推薦で合格を手にできなかった生徒諸君も、今から始まる一般入試に向けて気持ちを切り替えて頑張っています。
 私立大学入試は後半に入っていますが、これからが本番です。
自らの進路を自分の努力でつかみ取ってください。
私達教職員も、皆さんと共に学びつつ、皆さんの進路実現のために最大限の指導と応援をします。

2014年02月13日

大阪大学公開講座募集開始

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 高校1年・2年の教室に平成26年度大阪大学公開講座の募集を掲示しました。これは大阪大学が一回生向けの授業の一部を提携校の高校生に公開しているものです。本校は15校ある提携校の中でも多数の受講生を出してきました。今年度も79講座,291名の募集がありますので,興味のある分野の講義を受講してほしいと思います。詳細は60ホール前に掲示しました。費用はかかりますが,大阪大学の修了証書が交付され,本校の高大連携講座の単位としても認定されます。大学での学問の雰囲気を体感する意味でも,ぜひとも参加してもらえればと思います。学内締切は2月21日(金)朝までです。申し込み用紙は学年や進路指導部にあります。不明な点は進路指導部に聴きにきてください。

2014年02月12日

先端科学実験教室参加希望者募集開始

今年もサントリー生命科学財団のご厚意で、先端科学実験教室2014を実施することができます。
予定は、以下の通りです。
実施日 2014年3月14日(金)
場所  サントリー生物有機科学研究所
対象  現高校1年生、高校2年生
定員  最大30名
予定
8:30 阪急水無瀬駅集合
8:40 出発
9:00 生物有機科学研究所到着、
仙木理事長よりお言葉、
見学と講演
10:30 実験開始 
①PCRによる遺伝子の増幅と電気泳動による確認
②増幅したPCR産物のDNA配列解読
③共焦点蛍光レーザー顕微鏡による遺伝子産物から翻訳されるタンパクの細胞における存在の確認
 最大3つのグループに分かれて、3種類の実験を時間をずらして実施します。
 12:00 昼食
12:45 実験続き
17:00 佐竹部長よりお言葉, 終了、
17:30 阪急水無瀬駅にて解散

参加希望者は2月15日(土)までに、原稿用紙またはレポート用紙に参加希望理由を書いて提出してください。この参加理由書が、申込書になりますので、クラス名前を記入してください。
なお、必ず、保護者の許可をいただいていてください。
締め切りは、2月15日(土)までです。

 
     

2014年02月11日

「本物の学び」で、広島大学 医学部医学科に合格。

2月7日 広島大学のAO入試の合格発表があった。発表では、医学部医学科に合格した生徒はたったの2名。そのうちの1人が本校の現役生です。当初は募集人員は5名だったが、ふたを開けてみると合格者2名と、かなり絞り込まれていた。
 広島大学 医学部医学科のAO入試の出願資格は、1浪までで、入学した場合MDーPhDコースへの進学を確約できる生徒で、さらに、①日本数学オリンピック予選合格、②全国物理コンテスト一次合格、③化学グランプリ一次合格、④日本情報オリンピック予選合格者、⑤日本生物学オリンピック一次合格者、⑥日本地学オリンピック一次合格者のいずれかの要件を満たす者 というかなりハードルの高い基準がある。
書類審査で一次選考を合格した後、小論文(120分)、面接2回を受け、さらにセンター試験の成績で最終合格者が決定されるという試験である。
 この度合格した本校の生徒は、学業においてもよく頑張ったが、知的好奇心が旺盛で、高校2年時には、「サントリーの先端科学実験教室」や夏の「5日間研究者体験」に参加し、高校3年生になってからは土曜日の放課後、希望者だけで「生物オリンピック対策も兼ねた勉強会」にも参加していた。そのような努力が、生物オリンピック一次合格、そして本選で銅賞を受賞し、今回の広島大学AO入試に出願できる資格を得ることができたのである。
 しかし最終審査で合格できたのは、センター試験の得点もあるが、サントリーでの「5日間の研究者体験」で発表したパワーポイントの資料も大きいと思う。非常に高度な内容の研究をやり、それを研究者の方々の前で発表していたので、医学研究者を望んでいる広島大学に合致していた。サントリーでの本物の学びが、功を奏した。サントリーの研究者の方々に、お礼を言いたい。
 それ以外にも、その生徒にはいくつかの強みがあるが、3年間彼を見てきた私には、彼の人柄が合格の最大の要因と思っている。いつも授業終了後、その生徒は誰に言われることもなく、板書された文字を丁寧に消し、次の教員が気持ちよく授業ができるように、驚くほどきれいにしてくれるのである。私は、「君のその心がけがきっと天に通じるよ。」っていったことがあるが、まさにそれが実現した。
心から、おめでとうと言いたい。大学では、アトピー性皮膚炎やアレルギーの研究をしたいといっていた。
きっと努力家で、しかも心優しい献身的な医師になってくれると思う。

 

2014年02月10日

高校3年二次対策講座(理系生物)

1月27日(月)から2月22日(土)まで、難関大学(旧帝国大学相当)志望生徒対象と、その他国公立大学志望生徒対象の講座を下記の通り実施しています。
 難関大学対象・・・月曜5限、火曜4限、木曜3限、金曜5限、土曜3限
 その他国公立大学対象・・・月曜1限、火曜3限、水曜3限、木曜4限、金曜4限、土曜4限
難関大学講座も、国公立大学講座もプリントで36枚、問題数140問を配布し、その中から各々の生徒の志望大学に応じた問題を指定します。
ですから、どちらの講座に移動しても構いません。生徒達は、最低でも指定された問題を前日までに予習し、講習当日には解答を板書します。講習ではそれの答え合わせ、間違ったところの解説、質問に対する回答などをおこなっています。1回の講習で、難関大対象の講座では5~7問程度、国公立大対象は4~5問進んでいます。2月22日まで、どの問題を行うかスケジュールを渡わたしています。
とてもハードですが、これをのり切った生徒たちは、栄光を手にしていますので、受講者の皆さんは、午後の自習時間や日曜日をもうまく使って、日々演習に取り組んでください。センター直前まで基礎固めをしてきたので、難解な問題にも結構対応できることがわかるでしょう。
4年前の京都大学の入試では、この二次対策でおこなった問題のうち2問とほとんど同じものが出題されました。「幸運は、努力したものに訪れます。」 1日1日積み重ねていると、自ずと2月22日には140問目に達しています。努力し続ける限り、目標に到達できるのです。今は苦しいだろうけれど、講習を受けている仲間とともに、励ましあい、乗り越えていってください。
一緒に、頑張りましょう。(大森)

2014年02月08日

2次対策講習(数学)

本日、京都大学の問題を使って行った講義を紹介します。
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数学は講座を4つに分けて(理系2・文系2)実施しています。講習をペースメーカーにして規則正しい生活を続けてくれることが一番の目的です。また、添削指導で答案作成に磨きをかけています。


2014年02月07日

医学治療の話(中学1年生)

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2月5日の1時限目のロングホームルームに、中1の学年の発展の生徒を対象に大学の医学部で研究されていた先生に話をしていただきました。
中学1年生にはとてもレベルの高いお話であるにもかかわらず、生徒たちは熱心に聞いておりました。
この中から様々な志をもつ若き研究者が多く育つことを期待しております。

先生のコメント
内容は、医学部、工学部、獣医学部の共同研究により、カニ殻という産業廃棄物が動物の傷の治療促進に効果があることを明らかにし、1つの製品が開発された経緯をパワーポイントを用いて話しました。あわせて、様々な感染症や癌などから体を守っている生体防御システムについても話しました。


2014年02月06日

国公立2次対策講座(国語)

昨日に引き続き講座の紹介をいたします。
b、国公立二次試験(記述試験)対策
講習は、現代文、古文、漢文の三つの講座に分けています。記述試験は、それぞれの大学によって傾向が異なり、各大学の過去問題集を取り組むことが絶対に必要です。例えば、神戸大学は長文で、要約問題があります。大阪大学は、空欄補充があったり、選択肢問題がありますし、古文では文法問題が必ず出題されます。漢文では、返読、訓点問題もよく出題される等々。しかし、記述試験にはポイントがあり、大学を越えて良問にあたることでその対策が可能となります。本文の丁寧な読解と出題の意図の把握、そして、本文を押さえながら簡明に記述するということを繰り返し練習することで、記述力は身についてきます。また、一度した過去問題や演習問題をやり放しではなく、常に、復習、振り返りをすることが、記述力をつけるための一番の近道であることを肝に銘じて、各講習を受講することを願っています。

2014年02月05日

私立対策講座(国語)

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a、私大国語対策
関関同立、産近甲龍を中心とした過去問題演習とその解説をしています。
各大学の出題は、基本的にマーク形式ですので、センター試験と同様の傾向があり、着実に本文を押さえるという読解力を求められています。
特に、古文では、敬語、識別、古語単語の基礎的な力が試されますので、まず、これらの再点検が必要です。
また、マーク形式ですので、出題数の関係もあり、現代文、古文とも、どうしても長文が出題されますので、その傾向になれ、対応するためにも演習が必要となってきます。しかし、ただ、問題を解き、答え合わせをして一喜一憂するのではなく、丁寧な読解と振り返りをして、真の読解力をつけて欲しいと思います。

2014年02月04日

高1「職業人に学ぶ」(12)part2

・茶道の授業は衝撃でした。小さいうちからいろんな事を学ぶ機会をつくるのですね。私が呑気に幼稚園生活を満喫していた裏では、法律や資格や親の事情や…シビアな問題がたくさんあるとは思ってもみませんでした。自分たちのやっていたことが先の事も考えて準備されていたものだと考えると、少し不思議な気分になりました。本当に何もできない子どももいて、子どもが好きでないと、イライラして嫌になってしまうのではないでしょうか。尊敬します。(女子)
・私は中山台幼稚園の出身なので、幼稚園紹介のDVDは懐かしかったです。小さい頃のことはあまり記憶にありませんが、なぜかとてもあったかい気持になりました。そんな心の底にいつまでも残る大事な場所で働く様子を聞けて、とても良かったです。あまり大変なイメージはありませんでしたが、子どもと接するのはとても苦労が多いことが分かりました。確かに、沢山の子どもたちの相手を一度にするのは大変そうです。子ども達のことを話されるときの先生の目が輝いていて、自分の夢を叶えられた人はすごいなと感心しました。どんな人も社会に出るまでに努力をし、それなりの覚悟をもって臨まなければいけないことを知りました。(女子)
・話すときに笑顔で全員の目を見て話されていて、まさに私の理想の幼稚園の先生という感じの方だった。話も分かりやすく、何よりとてもかわいかった。こどもの成長を見たときがいちばんやりがいを感じるという話を聞いたとき、本当に素敵な仕事だと思った。(女子)

2014年02月03日

高1「職業人に学ぶ」(12)

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・幼稚園と保育園との違いがよく分かり、どちらもそれぞれ大変なことがあるとわかりました。いちばん驚いたのは、ピアノを子どもたちの方を見ながら弾かなければならないことでした。小学校3年生から今までピアノを習っているので大丈夫だと思っていたけれど、譜面を見ずに弾くのはとても難しそうで、たくさん練習が必要だと思いました。家でする仕事や、子どもたちが帰ってからする仕事も多いと聞き、本当に忙しいのだなと思いました。ただ子どもたちのことだけを考えるのではなく、保護者とのコミュニケーションをはかったり、運動会で全員が目立つように気を遣ったりと、考えることも体力も必要だと分かりました。話を聞いて、思っていたよりも大変だけれど、楽しさも伝わり、以前よりも幼稚園の先生になりたいという思いが強くなりました。とても興味深いお話をありがとうございました。(女子)
・最初に「園での1日」というビデオを見たとき、子どもたちが楽しそうに遊んでいるのを見て、子どもはかわいいなと思いました。先生のお話を聞いていると、先生の仕事は楽しいだけではない、大変なこともたくさんあると分かりました。子どもたちの成長とともに言葉や行動も変わってくるので、常に子どもたちを見ておかないと何をしてしまうか分かりません。周りに目を配ることが大事なんだと思いました。保護者との関わりも複雑そうです。最近は共働きの保護者が増え、幼稚園の入園率が下がり、保育所の入所率が上がっているそうです。そんな現状のなか、幼稚園の役割を強く感じ、私も幼稚園教諭になりたいと思うようになりました。(女子)