高1職業人に学ぶ③
3 西谷 誠(グラフィックデザイナー、大学講師(ヨン・クリエイティブ・スタジオ))
・今まで私がイメージしていたようなデザインの仕事はほんの一部だったということを知りました。物のデザインをしたりイラストを描くだけでなく、パッケージはもちろん、本の構成や都市計画などを考え、構想していることを驚きました。特別な資格が必要ないことからこそ、ものの美しさや魅力を見分けることができる豊かな感受性が必要だということが分かりました。
・デザインの中にもたくさんの種類があって驚いた。また、デザイナーは特別な資格はいらないというのも驚いた。デザイナーは、ただデザインをするだけだと思っていたので、問題解決をすることがデザインと知り、デザイナーのイメージが変わった。オリンピックのエンブレムの問題も話をして戴いて、デザインの難しさみたいなものも分かった気がする。
・自分の身の周りにはたくさんのデザインが組み込まれているんだなと思いました。筆箱もペンの柄もデザインだし、その使い勝手もデザインなんだなと思いました。こんなたくさんのデザインがあるとは知らなかったし、デザイナーというひとくくりの職業の中にも模様を考える人、構造を考える人などたくさんのお仕事があることが分かりました。「快速」という電車の文字はよく見かけるので、ずっと使われていて素晴らしいと思いました。