サントリー1日科学実験教室に行ってきました。
春のサントリー1日科学実験教室に行って参りました。今年は、高校1年生21名高校2年生9名合計30名の生徒が参加しました。それに加えて、昨年お世話になった3年生が参加し、卒業と大学合格の報告をしました。
朝7時20分、梅田に集合し、電車とバスで京都府精華町「けいはんな学研都市」にあるサントリーワールドリサーチセンターに向かいました。いつもの通り、研究員のみなさんが暖かく迎えてくださり、丁寧にご指導していただいたおかげで、緊張していた生徒達もすぐにリラックスして実験に打ち込んでいました。
今回は、「PCR法により目的のDNAを増幅させる実験」と「シークエンサーによって塩基配列を解析する実験」に加えまして、今年はじめて「ホヤの解剖と人工授精実験」をさせていただきました。実験に関わる内容を教科書を使って事前学習しましたが、そのときにはなかなか分かりにくく、不安に思っていた生徒諸君も、実際に手を動かしてやってみると「あぁ、そういうことか。」と分かったようです。また、なによりも、研究員の方々に出会うことで、科学によって真理を追究することに触れられた感激を多くの生徒が感想で述べていました。
今まで多くの生徒がこの企画に参加することで、良い刺激を受け、夢を持ち、その実現に向けてのモチベーションを上げる原動力を得てきました。ひとえに研究員の皆さんの暖かな人柄と本校生への深い思いやりのおかげと心から感謝申し上げます。ありがとうございます。今回参加したことで夏の研究者体験にも参加したいと、多くの生徒が言っていました。サントリー生物有機科学研究所のみなさん、また、お世話になりますが、今後ともよろしくお願いいたします。