Academic Summer in 鳥取大学湖山キャンパス2017
7/31~8/2の3日間、「Academic Summer in鳥取大学湖山キャンパス」を実施しました。今年度は農学部での実施となり、中学・高校生計4名が参加しました。
共同獣医学科でのテーマは「血液を調べる」、生命環境農学科でのテーマは「毛髪と食品の水銀分析」でした。参加した生徒たちは、各研究室の先生や学生さんの指導の下、必死で学び、実験しており、日頃の学校での授業等とは一味違う「学問の世界」を体感できたことともいます。
最終日には研究成果発表会を行い、多くの研究室の方々の前で3日間で学んだ成果を堂々と発表することができました。
動物の血液に含まれる様々な細胞の種類や数は、動物の種類によって大きく異なること。血液型の決定様式もヒトとイヌ、ネコでは異なることなどが分かりました。手術の見学した様子も丁寧に発表しました。また食品に含まれる水銀については、食物連鎖の中で高い栄養段階の生物に濃縮されていることが分かりました。特に日本人が好んで食すマグロに多く含まれていることがデータで示されました。また参加生徒の家族の毛髪に含まれる水銀の量についても測定し、データをまとめました。
この3日間の経験は2学期以降の学校生活のさまざまな場面で発揮されるものと期待してます。
ご協力いただいた鳥取大学の先生方、学生の皆様に感謝いたします。