予定していた文化祭が台風の影響で延期になり、昨日（９月５日）無事、実施の運びとなり、平日にも関わらず、保護者の方をはじめとして、たくさんの方に来校していただき、盛況の中、終了しました。足元の悪い中来校いただき本当にありがとうございました。

「予期せぬ出来事」・・・これは、どれだけ準備を行っていても起こることです。まさしく、今回の台風は、想定していたよりも規模が大きく、ほとんどの人が予測できませんでした。「せっかく準備していたのに・・・。」「もう少し早く過ぎてくれればよかったのに・・・」と誰しもがこの不測の事態に困惑し、不満の一つももらしたい心境でした。

しかし、「文化祭を実行するには！」と教員一同知恵を出し合い、今回のような運びとさせていただきました。もっとこのようにしたら良かった・・・。ほかの案があったのでは・・・というご意見もあろうかと思います。もし、お気づきのことがあれば、どうぞご指摘いただけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。

生徒たちも個々に様々意見もあったかもしれませんが、教員の指揮のもと、生徒会を中心に生徒たちは本当に前向きに「不測の事態」をとらえ、自分の今できうる限りの力を発揮してくれたのではないかと思っています。講堂発表、展示発表、模擬店・・・どれも一生懸命、きらきら輝やいた生徒の姿がありました。心から感動しました。雲雀生は、すばらしい柔軟な力を持っている！と改めて感じることができました。

今回の文化祭1日開催(例年は２日開催）をやり遂げた経験は、今後、彼らの大きな力になると信じています。「アクシデントを好転させる力」には何が大切なのか。もし、アクシデントにぶつかった時、なんとかのりきらなければならない状況になった時、「中高時代の延期、延期で大変だった文化祭」を思い出してくれたらいいと思います。