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中学全校朝礼(クラス、学年、学校を作るひとりとして)

中間テストが終わり、最初の中学全校朝礼です。
雨予報もあり、天気も心配されましたが、雨が降り始める前に終了することができました。
ひんやりとした気持ちの良い朝です。
学年も中盤を迎えました。
今回の中間テストの結果なども十分反省に加え、充実した2学期後半を過ごして欲しいと思います。

【校長先生のお話】
校長先生は必ず、生徒に「おはようございます!」と挨拶をしてからお話を始めます。
その挨拶を受けて、生徒諸君からも「おはようございます!」ととても元気な声が返ってきています。
が・・
今朝は少し元気がありませんでした。
その為。。3回繰り返し・・挨拶をしました。
少しずつ大きな声になってきました。

その状況を受けて・・
校長先生のお話が始まりました。

いつも元気な挨拶が返ってくると思っていたが、それは、もしかしたら、高校生が元気に挨拶をしてくれていたからかもしれないね。
どうだろう。
君たちの心の中に、「自分ひとりぐらい声を出さなくても・・」「私ひとりぐらい小さな声でも・・」という気持ちがないだろうか。
もし、そういう気持ちが働いているのなら、今日から、ぜひ改めて欲しい。

君たちは、決して、大勢の中のひとりではない。大勢をつくりあげる個人なのだ。

素晴らしい個性の集まりが素晴らしい集団をつくるということを忘れてはいけない。

中学3年生は「修学旅行」という大きな行事が控えているが、その他の中学生はない。
大きな行事をみんなで乗り越えて、良いチームワークができつつあることと思う。
学年の折り返し地点にさしかかった今、自分が、クラスを作っていく。学年、そして学校を作っていくのだという気持ちを持って、さまざまなことにチャレンジして欲しいと思う。

【生徒指導部長より】
校長先生より、個性が集まって集団をつくりあげるというお話があったが、私からは、ぜひ、その「個性」を尊重しあうことの大切さを話したい。
日ごろ、冗談半分で、ふざけあったり、ちゃかしたり、相手を尊重しない態度をとってはいないだろうか。
考えてみよう。
自分がされたり、言われて嫌だなと感じることは、決まって相手もそうである。
「個性」を尊重しあう
どうしたら、うまくできるのだろうか。
答えはいたってシンプルである。
自分がされて嬉しいと感じることを率先して相手にすることである。

個人を尊重し合える集団であるならば、不快ないざこざやトラブルはなくなるはずである。
みんなで、そういう集団を目指していこう。