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全校朝礼 ドイツヘルバルト生来校

11月中旬。例年、ドイツヘルバルト校の生徒さんが、ショートホームスティを兼ねて、ほんの短い時間ではありますが、本校生徒と一緒に授業を受けて過ごします。今年も留学生の皆さんは、若い感性を研ぎ澄ませて、日本の文化を少しでも多く吸収してくれたように思います。本日は、いよいよ帰国に向けての移動日となりますので、全校朝礼で代表の生徒さんから挨拶がありました。「日本の町は清潔でとても美しい。先生も生徒の皆さんもとても親切で優しいです。とても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとう。また、ドイツへもぜひ来てください」。とても流暢な日本語で本校生も大きな拍手を送りました。

【校長先生のお話】
昨日、学園PTA主催の講演会での落語家桂吉弥師匠のお話を聞きました。師匠は小学校へ入学したての頃、学校が大の苦手で登校することが本当につらかったようです。なかなか学校が好きになれない。そのまま家の都合で新しい学校へ転校することに。また、嫌いな学校へいかなければならない。そんな気持ちで登校したところ、ある一人の子から「一緒に帰ろう」と声をかけられた。そのたった一言。その一言で登校することが嫌でなくなった。むしろ学校が大好きになったと。まさに、その子との出会いが「人生のターニングポイント」
であったということである。
皆さんにとっても、このような「人生のターニングポイント」が今までもあったであろうし、これからも必ずあります。ドイツヘルバルト校の留学生も、今回、日本という外国へ来て、よその家庭でお世話になり、日本の学生と交流することにより、何かを得たひとも多いことでしょう。また、そのような外国から日本語を学びにやってきた同年代の学生の様子を見て、交流することによって本校生もたくさん刺激を受けたことと思います。ともに成長していきたいですね。

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