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避難訓練を実施しました

毎年、本校では阪神・淡路大震災が起きた1月17日前後に地震災害を想定した避難訓練を実施しています。
今年は阪神淡路大震災から20年が経ちました。
本校在籍している生徒全員が生まれる前の出来事になります。

訓練は、地震発生の非常ベルとともに始まりました。
避難誘導指示があるまでは、机の下に身をかくして転落物等から身を守り待機。
避難誘導放送後からは、校舎内移動中は頭部を守りながら、そして、校庭へ避難しました。

緊張感の少ない生徒も若干いましたが、多くの生徒達は真剣に訓練に取り組んでくれました。避難経路、避難集合場所等しっかり確認してくれたことと思います。※年度初めに配布している「安全・健康ハンドブック」を確認しておきましょう。

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職員も生徒の誘導等、再確認することができました。
また様々な分担場所等からの反省をまとめておきたいと思います。

【校長先生のお話】
今日も整然と避難訓練を行うことができました。
皆さんの真面目な取り組みは素晴らしいと思います。
さて、地震は、残念なことに人間が予測できることも難しく、自然に起こる災害です。
大きな地震がもたらす被害は皆さんもよく知っていることでしょう。

しかし、だから何もできないということではありません。
地震が起きたためにおこった建物の倒壊や落下物による被害、火災。また、避難が遅れて命を落としたり、ケガをしたりということもあります。これら地震が起こった後の人災については、日頃から我々が危険を予知し、改善できるところは改善しておくことはできるはずです。また、避難についてもとっさの行動を迅速に行う為には、地道な訓練がとても大切なことなのです。

毎年行われる訓練を通して、災害が起きたらどのような行動をとろうか。どうすべきか。各自がしっかり今日の自分の避難状況について振り返っておきましょう。