フランス革命記念日とベルばら
今日はフランス革命記念日。日本ではパリ祭とも言われます。
フランス革命とは、ブルボン朝の絶対王政を倒した市民革命。「暴動か?」とルイ16世に尋ねられたロシュフーコー公爵が答えます「いいえ陛下、革命でございます」 このやりとり、世界史の授業で聞いたことがありませんか?
この会話がされた(であろう)のが、1789年7月12日。2日後には、王による専制政治の象徴であったバスティーユ監獄が攻め落とされ、その勢いをもってフランス人権宣言が採択されます。
「人は権利において、生まれながらにして自由かつ平等である」 この言葉は多くの西洋の民主主義国家において模範とされました。
その後、7月14日はフランス国民の祝日として世界中に知られ、仏全土で皆が幸せを分かち合い喜びにあふれた一日となります。 (参考:フランス観光公式HP)
そんなフランス革命を背景としたのがベルサイユのばら全5巻、外伝2巻/池田理代子(集英社) 史実とフィクションが入り混じって少女マンガの名作と言われています。この名作を色々な切り口で紹介したベルばら手帖/湯山玲子(マガジンハウス)は、原作を読んでいてもいなくても楽しめる1冊です。
本編は革命記念日前日に貸出されていきました
ベルばらが好きだから世界史のこの時代の授業が好きという人もいたし、ながれをつかむのにベルばらを読んでみる、という人もいます。
そんな人たちの声にこたえたのか、今月、『ベルサイユのばら』で読み解くフランス革命/池田理代子(ベストセラーズ) が発刊されました。
只今、発注中。興味のある人はお楽しみに!