ひばりの図書室1月号を配布しました
ひばりの図書室1月号を配布しました.。
直木賞・芥川賞受賞作、本屋大賞のノミネート10作品の紹介。
図書委員が読んだ本を紹介する「こんな本読んだ~mini」 も始めました。
初回は中3生が、小中学生に人気の作家・令丈ヒロコさんが、はじめて少し大人向けにかいた『ハリネズミ乙女、はじめての恋』を紹介してくれています。
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ひばりの図書室1月号を配布しました.。
直木賞・芥川賞受賞作、本屋大賞のノミネート10作品の紹介。
図書委員が読んだ本を紹介する「こんな本読んだ~mini」 も始めました。
初回は中3生が、小中学生に人気の作家・令丈ヒロコさんが、はじめて少し大人向けにかいた『ハリネズミ乙女、はじめての恋』を紹介してくれています。
先日、直木賞と一緒に発表された芥川賞を紹介します。
しんせかい/山下澄人(新潮社)
偶然、見つけた新聞記事を読んで、生まれ育った街を離れ、俳優や脚本家を目指す若者たちのための演劇塾へやって来た主人公・山下スミト。
そこは「谷」と呼ばれ、お金がかからない代わりに、自給自足の共同生活を送りながら演劇の勉強をする場所。十代の終わりの2年間の、苛酷だけれどかけがえのない「谷」での経験を描いた作品です。
山下さんは、劇作家、俳優としての顔ももっていてます。
この作品の主人公にも自分の名前をつけていますが、実際、山下さんも自宅に間違えて配達された新聞の募集記事をみて、北海道にある劇作家・倉本聡さん主宰の『富良野塾』に入塾し演劇の勉強をしたそうで、この作品は私小説ともいわれています。
表紙の題字は倉本さんが書いたものだそうです。
今日の放課後の図書委員の仕事は、本のオビの展示板の張り替え作業です。
それぞれ新書とノンフィクションの掲示板をおまかせ。大きさやバランスを熟考しながら張ってくれました。廊下へ運び出して完成。
日誌には「オビは一つ一つ大きさが違うのでレイアウトが大変でした。でも楽しかったです」と書かれていました。
ぜひ、2人がつくった展示板で新刊チェックしてみて下さい。
第156回直木賞が決定しました。前回、ちょこっとふれた恩田陸さんの蜜蜂と遠雷です。では、あらためて。
「ここを制した者は世界最高峰の国際ピアノコンクールで優勝する」
そんなジンクスがある芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台に、演奏者だけでなく、彼らを取りまく調律師や審査員、など、様々な人たちの交差する思いや生き方が描かれた群像劇。
天才少女と言われながらも母親の死をきっかけにピアノが弾けなくなった20歳の亜夜。年齢制限ギリギリの音大卒のサラリーマン・28歳の明石。
名門音楽院在籍で優勝候補の19歳のマサル。 そして異色なのが、養蜂家の父と共に各地を転々とし、特別な音楽教育を受けたこともなくピアノさえ持っていない16歳の塵(じん)。彼らを始めとした、多くの若者たちが、ライバルだけでなく、自分との闘いを繰り広げます。
様々な曲目、息をのむ審査発表、歓喜、落胆。第1次から3次予選、そして本選と勝ち抜き、優勝を手にするのは?音楽の神さまに愛されているのは一体誰れ?
こんな本を読んだ は、こちら。
只今、特集コーナーでは『音楽を文学で』をテーマに、様々な音楽をテーマにした小説を紹介しています。クラッシック、ポップス、ロック、吹奏楽、合唱いろんな種類の音楽を味わってみて下さい。
コーナータイトルは、先月の『こんな本を読んだ』で恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」をあげてくれた河田先生が学級通信で、この本の紹介時に使われていた言葉です。「蜜蜂と遠雷」は本日決定する直木賞の候補作品の中の一つにもなっています。
3学期が始まりました。
今年は暦の流れで、すでに成人の日はすんでいるし、高3生にとってはもう今週末にはセンター試験が控えています。
始業式の今日も、これまでとは変わらない自習風景。集中力とリラックスを上手くコントロールして、あと少しがんばれ!
今日から貸出冊数が4冊に戻ります。冬休み貸出分の返却日は1月12日です。
現在、4冊以上かりている人は、返却しないと新しく貸出が出来ないので気をつけてください。今年も図書室をどうぞよろしく。