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こんな本を読んだ ⑨

 夏休み、図書室で自習をする野球部3年生の姿を見かけた校長先生が、「こんな本を読んだ」 ことを思い出しました。

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 栗山魂/栗山英樹 (河出書房新社)
「なりたい」と「なる」は違う。
栗山英樹さんは、東京学芸大学出身のヤクルトの選手として少し興味がありました。解説者時代はソフトな感じで大学教授をされていました。監督としてもコーチ経験がなく、51歳の新人監督で優勝、翌年最下位、昨年日本一とすごいなぁと思っていました。それぐらいの知識しかありませんでした。この本を読んでみて、高校・大学選び、プロ球界入り、病気とたたかいながらの選手生活など、あきらめず、夢にむかう姿に感動しました。
ここで書いてしまうのはもったいないです。ラスト15ページを何度も読み直しました。

私は、栗山監督、大谷選手は好きですが、ファイターズのファンでなくてバッファローズのファンです。正式にいうとブレーブスのファンです。小さい頃は阪急ブレーブス子供会でした。今はない西宮球場、大阪球場、日生球場によく行きました。川村先生も地元が近く、タイガースでなくパ・リーグ、オリックスファンだったので、意気投合していっしょに応援に行きました。先生は外野応援団の常連でした。先日、久しぶりに球場へ応援に行き、今年のロゴのタオルを仏前に供えさせていただきました。応援しつつ飲んで食べて学校のことやいろんな話をしましたね。早いもので1年です。先生、今年は若手も育ち、最下位じゃないので応援よろしくお願いします。

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2枚の写真は、野球(元)少年、スタンドから撮る(℗中井啓之です。川村先生も毎試合スタンド観戦していますよ、きっと。