芸術今昔
芸術の秋コーナーの紹介です。
芸術に関連する本をあつめました。といっても内容は、日本画、洋画、写真、造形、古代から現代アートまで、また作品集や解説本、美術史など色々なアプローチが出来ます。
プリミティブ・アートってなぁに?/マリー・セリエ (西村書店)
プリミティブ・アート(primitive art) あまりなじみのある言葉ではないですが 直訳すると原始美術。でも先史時代の美術だけでなく、未開部族社会の美術も含まれるそうです。
ブラック・アフリカの彫刻、オセアニアの原始民族の作品などがもつ単純明快、そして強烈な本能的造形表現のこともそう呼ぶのだそうです。身近な所では万博の国立民族学博物館で出会っていると思います。そんなプリミティブ・アートを集めた絵本のようは写真図鑑集。
めくるめく現代アート イラストで楽しむ世界の作家とキーワード/筧菜奈子 (フィルムアート社)
日本のポップカルチャーといえば村上隆さん、水玉模様のお化けかぼちゃといえば草間弥生さん。なんだこれ?の現代アートを誰にでもわかるカラフルなイラスト付きで解説した入門書です。
〈アーティスト編〉〈キーワード編〉の2章立てで、おさえておきたいアーティストやその代表作、現代アートを知る上で役に立つ言葉について楽しく解説。アーティストのことばやエピソードも添えられてあります。