リケジョの集い
数学や理科が得意かどうかなんか関係ない。まずは楽しい!ということを感じてほしい。そんな「女子中高生のための関西科学塾」が開かれます。リケジョ(理系女子)の集いです。
関西の大学や企業で一日研究体験ができたり、現役大学生や技術者との交流会などが行われるそうで、現在参加者募集中です。
科学は身の回りの不可能な出来事を理解し説明しようとする営み。これまで人類は数々の謎を解き明かしてきました。今日、その見回わす範囲がより広くより深く、対象はより小さくなってきています。
技術の進歩がめざましかった20世紀、これからの21世紀は、そのよいところ、歓迎しないところを見極め、どうつきあうかを考えていく時代。
そこで大切なのが科学とどう向き合うかだと語るのは、毎日新聞社で長年科学記者をつとめる元村有希子さんです。
科学のミカタ(毎日新聞出版)
遺伝子ドーピング、再生医療、ABC予想、環境危機時計・・・、世界の個別具体的なトピックスを取り上げ紹介、どう受けとめるかのヒントになればと思いつけた書名が「科学のミカタ」 このミカタは「味方」であり「見方」でもあるそうです。
高校時代には古文の先生から「元村さんは清少納言みたいよ」と言われ、大学で取得したのは「国語」の教員免許という元村さんが綴った「とりとめもないけれど、つまらないものでもない」科学エッセイです。
平安京にオーロラが出現って本当ですか?
他にも、理系に行こう!、理系女子的生き方のススメ、科学者をめざす君たちへ、理系学術研究者になるにはなど。もちろん男子も読んで下さい。