人権教育映画会を開催
3月13日に、学園講堂にて人権教育映画会を開催しました。毎年、後期期末考査後の時期にこの催しを行っていますが、今年は、ドイツ映画「白バラの祈り」を上映しました。
「白バラ運動」とは、ナチスドイツの末期にドイツ国内で若者たちが批判ビラをまこうとし、弾圧を受けた事件です。あまり日本では知られていませんが、今でもドイツの若者たちに尊敬を受けています。彼らがスペインの物語詩「白バラ」の影響を受け、ビラを「白バラ」と名付けたことから、そう呼ばれています。映画では、20歳の女性ゾフィー・ショルが大学でビラをまいただけでとらえられ、審問を受け、裁判で死刑を宣告され処刑されるまでを描いています。長い審問シーンでしたが、息詰まる展開が続き、生徒は大変熱心に鑑賞していました。保護者の有志の方も鑑賞されていました。
本校の人権教育は、全校行事として全生徒対象の映画会(3月)・文化祭(9月)での有志の映画会を行い、さらに学年では、ロングホームルームの時間を使って、さまざまな活動を行っております。文化祭に来られた折に、映画会の会場にお越し頂ければ幸いです。